nishi.org 西和彦のエッセイ

政治・経済・社会

#633 この度の戦争の原因を考える

2022-04-06

まず侵略はクリミア半島にロシアが侵入したときから始まっていてその続きであるという認識を持たなければならない。地上げの地図のような勢力地図が毎日報道されているが、私の考える最悪のシナリオであるドニエプル川以東とキエフ分割という話もあるが、ロシアが絶対欲しいのはクリミアの軍事施設に対して地続きで道路が確保されるということではないか。ロシアはクリミア侵攻の前は10%弱で成長していた。それがクリミア侵攻の制裁によって成長がなくなってしまった。今回の軍事行動はそれに対する一か八かの賭けのような行動である。停戦の合意が終わりではなく、西側の制裁の解除までを含めてロシアは持ち出すのでないか。

#632 インターネット時代の情報戦争

2022-04-06

戦争はただ単に弾を打つことだけではないみたいだ。インターネットの時代の戦争の一部として情報戦争があるということを強く認識した。通常の生活では嘘をつくことはいけないことであるが、戦争では基本的になんでもありなのであろう。ジュネーブ条約なんて守っている方が馬鹿だということなのだろう。戦っている当事者同士の言い分はもちろん一致しない。ビデオの映像はフェイク映像なのであろう。しかし我々は比較をすることによって何が真実であるかを知ることができる。その意味で弾薬が消費されている場所が戦場というだけでなく、インターネットに繋がっているところすべてが戦場なのであろう。人類にとってのはじめての体験。

#631 心の痛みが体の痛みに

2022-03-30

体の調子が悪い。一日数時間パソコンの前に座って戦争の情報をみている。ディスプレイを見てるとペンでガラスを突いてやりたくなるような憤りをずっと感じている。これが体に悪影響をもたらしたような気がする。毎日が不安でブルーだ。パソコンのスクリーンを平和な東京で見ている自分が情けない。ウクライナもロシアも両方が平和なときに早く戻るように心から願っている。

#630 停戦交渉がイスタンブールであることの意味

2022-03-30

プーチンが首相になる前にいたのがサンクトペテルブルクである。この場所はバルト海を通して北大西洋に通じる重要な交通の要所である。ここに副市長としていたということは、この地政学的意義を十分認識しているに違いない。

クリミアは黒海からボスポラス海峡を経て地中海に至る南の重要な交通の要所である。プーチンは地中海への強力なアクセス基地が欲しかったのであろう。地中海に出る航路で一番大きなインパクトのある都市はイスタンブールである。トルコがイスタンブールで停戦交渉を仲介するというのは誠に立派なことだと評価する。

サンクトベテルブルクもクリミアもロシアにとって香港のような戦略拠点なのであろう。

#629 ソ連崩壊のモスクワ

2022-03-30

昔の話で恐縮であるが、ソビエトが破綻したときの話。破綻を世界で一番早く予測したのは日本人だった。モスクワの日本大使館に防衛庁から派遣されていた武官。この人はモスクワの病院の老人の平均寿命が下がっていることと新生児の死亡率が上昇していることを定点観測し、大きく動きのあったとき、もはやこれまで、と本省に打電したという。ソ連国民の誰もが自分の子どもや両親が薬がなくて命を失ったときに誰を恨むかというとそれは医者ではなく政府を恨むということになるのだ。そしてあの強力なソビエトは倒れた。食べ物がなくなっても市民は耐えるだろう。しかし、薬がなくなったとき、ロシアは取り返しのないトラブルに見舞われるのではないか。いくら独裁のロシアでも人心が離れると政権は崩れる。

#628 キエフ分割の可能性

2022-03-30

ドニエプル川をまたいでキエフはある。キエフなしでウクライナはありえない。ドニエプル川以東をロシアが手に入れたとき、キエフはどうなるのだろうか。私はキエフは川を境に東と西に分割されるのではないかとずっと言ってきた。あり得る名前として東キエフはロシア語の「キエフ」。西キエフはウクライナ語の「キーウ」になる可能性を指摘したい。ベルリンの悲劇がまた起こる。

#627 ウクライナの勢力地図を見て

2022-03-30

インターネットで毎日のように報道される勢力地図を見ながらロシアの意図は何かをずっと考えている。前にも述べたが、ドニエプル川より東をロシアは欲しいのだろうと感じる。あとはクリミアとロシア本土を地続きで結ぶこと。できればモルドバは好ロシアなので欲しい、といったところか。しかし欲しいと言っても奪うわけにはいかない。まず国民投票で独立を決議し、ウクライナにそれを承認させることが必要だろう。ウクライナも独立承認をすれでも、領土割譲は絶対に応じないだろう。

#626 将軍は誰に殺されたか

2022-03-30

ロシアの将軍が7人死んでいる。ウクライナはウクライナ特殊部隊が携帯電話のGPS情報から場所を検知して殺害したと言っているが、そんなことがあるだろうか。将軍はスマホで話したりしない。最も考えられるのは将軍がロシア人の兵士によってやられたのではないかという可能性を誰も否定できない。軍の規律の保持がこれからも大きな問題になるだろう。えらいことだ。

#625 次世代パーソナルミサイル

2022-03-30

スティンガーやジャベリンは、いわばパーソナルミサイルである。一人で持ち運べ、一人で発射できる。しかしこのミサイルの誘導装置は時代遅れである。新しいエレクトロニクスとセンサーを積んで発射後でも継続して誘導できるようになっていくであろう。これが実践で使われるようになったとき、戦争の形が変わる。戦車が意味をなさなくなる。戦闘機からだけでなくヘリコプターやドローンから発射でき、最強の兵器となるだろう。ガイダンスシステムの切り替えのための在庫処分と私はみている。

#624 イギリスとアメリカとロシア

2022-03-30

イギリスは歴史的にロシアが大嫌い。直近ではポツダムでのチャーチルとスターリンの関係は良いとはいえなかったのではないか。007もロシアのことを悪としか描いていない。好ましくない奴といわれて追放される外交官も多い。こっそり手撃ちミサイルをウクライナに届けているのではないか。ガイダンスシステムを新しいものに変えるために在庫処分なのであろう。アメリカはロシアもソ連も大嫌いなはずであるが、トランプ元大統領とバイデン大統領の息子とのロシアとの関係が明るみに出ると原爆級の大問題になると報道されている。国家のために低レベルなお金の動きは不問にふされるのだろう。誰かがリークするかも。

#623 フランスとドイツとロシア

2022-03-30

フランスのマクロン大統領は精力的にロシアとやっておられる。ドイツはロシアが大嫌い。ショルツ首相はロシアの石油や天然ガスからアメリカのシェールガスへさっさと乗り換え。フランスはもともと原子力大好きなので、変更なし。大手を振って原子力推進か。フランスとドイツの歴史を読めば世の中変わったといっても、ロシアとの仲介ができる国ではないと思う。ロシアの方が被害者でロシアがフランスとドイツを好きになるはずがないのでは。

#622 ウクライナ人が10万人アメリカへ

2022-03-30

さすが移民の超大国アメリカである。CNNを聞いていて、びっくりした。バイデン大統領が100 Thousand、と発言した。日本はどうよ。政府専用機で150人お迎えするだけではないか。ガッカリ。

#621 ウクライナ大統領の演説を聞いて

2022-03-23

日本の国会がよく受け入れたものだ。議員会館の会議室で国会の議事録にも載らない扱いなのであろう。アメリカの議会が受け入れたから日本も受け入れたのだろう。堂々とした話し方で、さすがロシアに対抗している国のトップなのだというあっぱれ感があった。中国やロシアに日本が攻め入られたときにこういう演説ができるのは日本の誰なのであろうか。ゼレンスキー大統領の無事を祈りたい。

#619 アメリカに対する第一撃を待っているのではないか

2022-03-23

アメリカが表立ってまだ動いていない。ロジスティクスで各国を応援しているのかもしれないが、交戦はロシアとウクライナに限られている。その間に仲の悪かったフランスもドイツも、もちろんイギリスも日本もアメリカ側についてしまった。次はインドをどう巻き込み、中国をどう抑えるかということなのであろうか。

基本的にはロシアとソビエトから独立したウクライナとの戦いであるから、それにはそれぞれの言い分があるので、慎重に判断する必要があるが、日本が分担できる責任は、資材の補給と難民の受け入れなのではないか。

これからの大きな枠組みは現在存在するアメリカと中国の対立にアメリカ+イギリス+フランス+ドイツ+日本のグループとしてどう取り組むのかが問われるような気がする。中国は意図的にそれと向かい合うことを避けているようだ。

#618 地対空ミサイルが進化する

2022-03-23

西側から貸与されたスティンガーミサイルが活躍している。一人で持ち運べ、一人で発射できる。ガイダンスについてはもう一つであるが、すでに進んだガイダンスシステムが完成されていて戦場で取り替えが可能だ、ということを聞いた。この言わばパーソナル地対空ミサイルがこの戦いの主役になるかもしれない。未だにウクライナの制空権をロシアが取れないのはこのせいだ。

#617 携帯電話で戦闘指令?

2022-03-23

ロシアは携帯で大将が兵隊に戦闘指令をしているそうだ。だからウクライナに傍受されて大将が5人以上殺害されたそうだ。戦争は3Cといって、Command、Communication、Controlが大切である。命令が現場に秘密に伝達できない戦争なんて負けるに決まっている。米軍の常識ではありえない話で、携帯の通信はGPSで位置情報が漏れているし、通信系統が不通になれば全軍撤退しかありえない。さもなくば全滅である。ロシアはそれをやっている。

#615 和平交渉の落とし所

2022-03-16

我慢比べがロシアとウクライナの間で続いているが、両国共に戦費がかさんでくると、続かないだろう。どういう落とし所があるのかを考えてみた。

1番目、NATO参加を諦める。
2番目、ドニエプル川東側の独立承認。
3番目、キエフの東西分割。

ぐらいが落とし所なのかもしれない。日本のマスコミの報道は三番煎じやいい加減なものばかり。本当に知っている人は何も言わないのかもしれない。自分はインターネットの情報からの分析だけれど、テレビや新聞よりマシだと思っている。

#614 ロシアの飛行機は全部飛べない

2022-03-16

リースの飛行機が約1000機ロシアにあるそうだ。飛行機はナマモノでメンテナンスしないと動かない。中国ならできるかもしれないが、部品はアメリカ製である。アメリカが売るはずがない。そして中国の飛行機は数ヶ月のうちに全部死ぬ。そしたらアメリカは安く買い戻すのだろうか。

#613 第二の朝鮮戦争は起こらない

2022-03-16

#590で北朝鮮が韓国に攻め入って、そのバックにはロシアがいるのではないかと書いたが、その後色々調べてみると北朝鮮に南に攻め入るだけの体力はないようだ。体力が疲弊して、戦争は難しいのではないか、というのが結論。

#612 戦争のどさくさでしっかりと金儲け

2022-03-16

アメリカはシェールガスをドイツに売っている。中国やインドは安くロシアから原油を買っている。イスラムから石油を買っていたのは記憶に新しい。どんな時代でも戦争は金儲けのチャンスである。

#611 核ボタンをプーチンは最初に押すだけ

2022-03-16

プーチンが押した核の発射ボタンはそのままロケットに点火されるのか、というとそんなことはない。発射指令を受けてランプがついて、ロシアの軍人が発射ボタンを押すのだ。だからロシアの軍人の価値観がそこに出る。核戦争を喜んではじめようとする軍人がすべてなのであろうか。そうではないと思う。それが私の希望。

#607 中国をSWIFTから遮断すると

2022-03-09

ロシアに対してアメリカがアピールしているSWIFT切り離しは、中国に対する見せしめのメッセージではないかと考える。今の中国にとって経済的孤立は絶対に避けなければならない命題である。今の中国の規模の経済活動のバランスが崩れたときにソ連崩壊以上の困難が待ち受けているのであろう。武力よりも強力な経済力。アメリカはソ連の輸出入の代理人をとりあえず中国にさせて、儲けさせてあげるから静かにしておけ、と言っているような感じがする。

#606 ウクライナはロシアの香港

2022-03-09

ロシアが欲しかったものはクリミア半島とドニエプル川以東の領土であったのではないかと考える。もちろんウクライナ全部が簡単に手に入れば頂きとなるのであろうが、最低でも東側は獲らないとせっかく戦争したのだからやってられないということなのではないか。ソビエト崩壊後、西側からの投資をたくさん受け入れたウクライナは、ロシアにとって香港みたいなもので、今後の経済発展のためには是非欲しい領土なのであろう。しかし海外資本の撤退とSWIFT切り離しによってどのような影響が出るかについては、ロシアよりも中国が興味を持って見ているのではないか。中国が台湾に侵攻すると、当然アメリカは中国をSWIFTから排除する。これがどのような結果になるのかという偉大な実験が今回の戦争の一番大きな注目点なのではないか。

ヨーロッパの香港としてのウクライナであるが、ロシアにとってのアジアの香港はどこであろうか。それは韓半島であると思う。だから今回の戦争でロシアが勝てば次は北朝鮮をバックアップして朝鮮戦争の現代版がはじまると思う。もはやアメリカは韓国を助けず、数日のうちに北朝鮮が韓国を占領し、大高麗のような名前の国ができるのではないか。

#605 国際政治の二面性

2022-02-16

ロナルド・レーガンの時代にスターウォーズというのがあって、ソ連とアメリカがお金を垂れ流しのように使って、宇宙軍備競争をした。結果、ソ連はお金を使いすぎて破綻した。アメリカはそれを期待してスターウォーズの軍備を見せつけていたのならば、とても戦略的な国家である。アメリカの政治学の教科書にはソ連のリアリズムの破綻のために、アメリカが計画したとは後付けで書いている学者はいても、当時そんなことをいう人はいなかった。しかし、国際政治の世界は表向きの大義名分と、裏の本音の世界がいつもあって本音の世界をいかにオブラートに包んで誤魔化すかが問われているような気がする。逆にいうと国際政治の本質はイデオロギーではなくて、お金であって、権力であって、支配であって、イデオロギーは後付けの理屈ではないか。彼の国においてはそうであるということを報道官の声明を聞きながら、この人は本当にそう考えているのであろうかと、いつも疑問を感じる。国際政治学者に当たり前のことを言ってどうすると言われそうだ。当たり前のことを当たり前に議論できる場が欲しい。

#604 大国のメンツとはなにか

2022-02-16

米国とロシアと中国のメンツが対立している。アラブのメンツはドバイの博覧会が成功して一段落。インドのメンツはメンツよりも実利実益が大切なことはよくわかる。政治はメンツで動いているのかも。日本のメンツは何なんだろう。韓国に馬鹿にされたくない、というのが大きいのではないか。情けない日本。

#603 ロシアとウクライナの対立

2022-02-16

戦争になるのか。戦争は回避されるのか。私は対立が数年続くのではないかとみている。ロシアは退却せず、アメリカも退却せず、睨み合いを続けることしか両者のメンツは守れないのではないか。バイデン大統領が任期切れで辞めれば状態は変わるかもしれない。睨み合いの一番大きな理由はロシアはやはり経済封鎖が嫌なのであろう。

#596 北朝鮮のICBM

2022-02-09

北朝鮮がアメリカをターゲットにしたICBMを用意していると発表した。なんでも「アメリカ本土を射程に収め、世界を震撼させている」そうだ。私が知りたいのはこのICBMのガイダンスシステムが何なのかということである。通常の慣性航法システムなのか、どこの国のGPSを使ったシステムのなのか、ということである。確かにアメリカまで届くのかもしれないがガイダンスシステムのない核兵器に意味はあるのであろうか。それにアメリカの姿勢はパールハーバーのように、まずアメリカを破壊してくれ、そうしたら議会の決議を採って100発くらいの古くなったICBMを北朝鮮にお返しするということになるのではないか。100発の核爆発で北朝鮮の国土は全部溶けてしまうだろう。アメリカを絶対に敵にまわしてはいけないのではないか。韓国のようにアメリカをおちょくることも上手なやり方ではないと思う。今北朝鮮が38度線を超えて韓国に侵攻してもアメリカは朝鮮戦争の時のように韓国を助けないだろう。

#595 ロシアとフランス

2022-02-09

フランスのマクロン大統領がロシアのプーチン大統領に会って平和交渉をした。なかなかカッコいいなぁ、と思われる。しかし、200年前にフランスがモスクワを攻めに行ったことなどを考えると、フランスにそんな役目はできないのではないか。マクロン大統領のスタンドプレーとみられる。しかし、ヨーロッパにはロシアとの間を取り持つ国はもはやいない。イギリスはロシアが大嫌いだし、ドイツはトップが変わったばかりで海外のことをやっているときではないし、他の国の国家元首にプーチンは会わないのではないか。よって、野心のあるフランスの登場となった次第。相互確証破壊の時代であるから、核兵器の使用はなく、ウクライナで非核の戦闘が、中国とインドのような感じで行われるのではないだろうか。弾を打っていい人はウクライナ人かロシア人であって、アメリカ人は戦闘に加わらない方がよいと思う。

#592 モノの値段

2022-02-04

クルマを売ることになって、中古車ディーラーに話をした。自分の考えていた値段の半分以下の値段だった。自分が売りたい値段の倍ぐらいの値段で買ったクルマである。自分の払った値段の4分の1ぐらいでしか売れない。ペットボトルのお茶はそういえば、山の上では300円ぐらいだし、ディスカウントストアでは75円だ。自動販売機では150円である。東京の最低賃金は1,041円である。お願い仕事をください、というと1日8,328円、1ヶ月16万6,560円になる。普通の会社員は月給30万円だし、お願いうちに来て仕事をしてくださいと会社に言わせたら月収60万円ぐらいになるのか。だいたい売るなら半分、買うなら2倍というのが世の中のモノの値段なのだろうか。買いたいと思ってもらえることがビジネスの奥義なのだろう。

#590 ロシアの戦争、中国の戦争、アラブの戦争

2022-02-04

ISの指導者がアメリカの特殊部隊にまた殺害された。アメリカはビン・ラディンやアル=バグダーディーや、アブイブラヒム・ハシミを殺害している。イスラムとアメリカは交戦状態なのだろう。

それ以外にロシアと中国とどうなるのであろうか。ロシアも中国も核兵器を所有している国である。相互確証破壊(Mutual Assured Destruction)があるのでロシアと中国とアメリカは戦争はできない、ということになっている。それでは、どこが危ないのか。私は中国とその南側の国が戦争の可能性があると思っている。戦争の理由は一般に二つあって相手国の国民の皆殺しか、相手国の領土の強奪である。中国以外に考えられるのは第二次朝鮮戦争である。韓国がアメリカと悪い関係に突入すれば、再びロシアの力を借りた北朝鮮が韓国に侵略することが考えれる。今度はアメリカは韓国を助けないだろう。逆に韓国に駐在するアメリカ軍が全滅することによってアメリカは反撃する大義名分を得ることになる。韓半島が朝鮮半島という名前に変わることになる。プーチンがウクライナを諦める代わりに朝鮮半島を取るという取引が成立するかもしれない。

#586 アメリカ発ロシア行、だけど中国を意識

2022-01-27

ロシアがウクライナに侵攻するのであれば、ロシアの通貨とドルの交換を停止するとアメリカが発表したそうだ。このアメリカの意志はロシアに対して発言されたものであるが、輸出入に頼っていないロシアはドル交換が停止してもそんなに影響は受けないと思われる。このメッセージは実はロシアではなく、中国に向けて発せられたものではないだろうか。台湾を攻めると輸出が不可能になる中国。こんな経済パンチはない。中国は数ヶ月も持たないであろう。私の予想が的中した。

#576 もし中国がコロナの発信源だったらアメリカはどうするだろうか

2022-01-19

中国がコロナの発信源であるという噂は長くある。トランプも当初は言っていた。しかし、今のアメリカはトーンダウンしている。これは一体どういうことなのか、考えてみた。私の到達した結論は中国がアメリカにとって貿易相手国として魅力的である限り中国貿易から利益を吸い取り続けるというのがアメリカの基本的なスタンスではないかと思われる。中国が経済破綻をおこし、アメリカにとって魅力的な国でなくなったら、とどめを指すようにアメリカはすでに確保している証拠や証人を使って他の国と連携して中国に対して責任追求を行うのではないかと予想される。私の予想は外れてほしいが。

#575 中国の流通貨幣の何%が偽札か

2022-01-19

インターネットによると中国の政府高官が首謀して偽札を作っていたということが報道された。札番号が全部同じ番号だったということである。これをそのまま信じる人がいるのだろうか。本体の札の印刷が本物そっくりであるならば、それぞれに違った札番号を印刷するなんて朝飯前ではないか。つまり中国の国内で流通している中国元の中で何%が偽札なのかを知っている人は偽札の首謀者しかいないのではないか。

そうすると、現時点で国際決済通貨としての中国元は極めて厳しい立場にある。元とドルの交換を申し込むためには、持ち込む元が偽元ではないということを証明しなくてはならない。国際的にそれを可能にするのは為替交換銀行へSWIFT経由で元を持ち込むことから始めなければならない。SWIFTはアメリカの手中にある。中国がAIIB(アジア投資銀行)でやろうとしたように、第2SWIFTができるだろうか。難しいのではないか。結局中国の偽元はSWIFTを発信する銀行の責任において保証させられていることになる。中国で流通している元の何%が偽元なのか興味深い。だから中国は電子マネーや暗号通貨のことを急ぐのであろう。

#574 台湾と中国の戦闘は起こるのか

2022-01-19

NHKのテレビで台湾が中国に攻められる可能性があると言っていた。私はそうは思わない。中国が台湾を攻めたらアメリカはどうするのか。考えてみた。アメリカの基本的な戦争に対する考え方は、まず敵に攻撃させて、アメリカが傷を受けるということをいつもしてきた。パールハーバーの奇襲も、アメリカは知っていたにも関わらず、やられて、議会がけしからんと開戦を決議したのであった。だから中国とアメリカの戦争が起きるならば第一撃はアメリカから中国ではなくて、中国からアメリカになるだろうと予測する。そうしたらどうなるか。アメリカはドルと中国元の為替交換を停止するだろう。それだけではなく国際銀行間の資金移動の中心となっているSWIFTから中国を切り離すことになるだろう。この二つのことが中国にとって致命的な経済破綻を生み出すことになるというのは、大学一年生でもわかることだ。そして経済破綻をした中国はアメリカに負けるだけではなく、国家の存続が破綻することになるのではないか、と予測する。これを誰よりもわかっているのは中国で、だから中国はジェスチャーとして台湾を脅したりしているが、アメリカに喧嘩を売るということはできないのではないか。

#572 日本が月に行くなんて

2021-12-29

岸田総理大臣が日本は月に行くと宣言した。本人が発想したのであればこの人はケネディー並みの大政治家であろう。そうでなければJAXAに説得されて承諾したのか、ロケット屋か宇宙通信屋に唆されたのか、アメリカのNASAに100兆円くらいライセンス料を払う決心をしたのか。その本質が知りたい。結局は月へ行くという技術開発の日本の産業に対する波及効果を期待してのことなのだろうか。

#569 カーボンフリーの正体が見えてきた

2021-12-29

温暖化を止めようという世の中の動きがあるが、色々な事実を目にして、これはイギリスの日本と中国自動車産業叩き、フランスのミニ原子炉販売促進、アメリカのエネルギービジネスなどの本音のビジネスアジェンダであることが明らかになってきた。それよりも何よりも温暖化の事実と決めつけている学術的な成果を本気で検証する必要があるのではないか。

#568 新しい政府とマスコミ

2021-12-29

朝日新聞は安倍元総理と仲が悪かった。主義主張が違うという表向きの理由があったかもしれないが、本当の理由を想像してみる。朝日新聞の政治部の幹部はほとんどが東京大学法学部政治学科卒業である。一方安倍元総理はお金持ちの子息子女が通う私立大学出身である。これだけで朝日新聞が安倍元総理を馬鹿にする理由がある。しかしこれは朝日の立場だけではない。マスコミ全部と日本のインテリ全部がそう思っていたのではないか。アホな政治家がなにやってるという論調ばっかりではなかったか。しかし、そういうことをいう人たちは大きなことを見逃している。安倍総理は明治維新の主役の長州の出身であり、一族から総理大臣が岸信介と佐藤栄作と二人でて、父親の安倍晋太郎はもう少しで総理大臣になるところだった家の出身である。また議員に選ばれ、自由民主党総裁に選ばれてきた人だ。インターネットで業績が低迷しているマスコミの憂さ晴らしとして現政権を叩くエンターテインメントはいい加減にして欲しい。日本の政治家が日本のことを思い悩み苦しんでいる実態を正確に報道し国民と共有して欲しいと思うのは私だけではないだろう。

#567 米中の間を漂う日本と台湾

2021-12-29

この前テレビで米中の間で困ったことになっている台湾というタイトルの番組があった。日本国営放送が作ったもので、全く能天気な番組であった。なぜかというと台湾の困った状況が台湾の問題として捉えられており、日本は大丈夫的なスタンスだったからだ。米中の対立は不可避なものとして当然であるが、地理的に日本と台湾の置かれている位置は同じものであり、台湾の悩みと苦しみとリスクは日本にもまったく当てはまるものであるという認識が欠けている。中国が台湾は中国の一部であるという主張を続けているが、米国にとって日本は米国の自治領であるような扱いをこの戦後75年間されてきた。もっとも、米軍基地が存在する日本本土や沖縄は、基地が存在する限り中国の侵攻リスクが低いということもある。しかし6年以内に中国は台湾に侵攻すると米国は予測しているみたいだ。そのとき日本はどうなるのか。民間シンクタンクのシミュレーションが元防衛庁幹部や元外務省幹部と現職国会議員の参加を得て行われていた。なにも決まらない茶番劇であった。がっかりした。議員も何も決めないし、元外務省幹部はこの場に及んで平和と対話などと言っている。自衛隊幹部は諦めの様子。私は英国が香港を中国に返還したときのことを思い出す。香港と中国の国境から中国軍が九龍に目掛けて僅か数時間で侵攻してきたときのことを。平和裏であったが、国家主権の支配とはこのようなものかを思い知らされる記憶である。日本はこういう経験を過去にしている。663年に白村江の戦いで九州王朝は唐と新羅を相手に戦い負けている。その後、唐と新羅の占領軍が九州に侵攻し、九州を支配していたことを歴史から削除し、忘れ去ろうとしてきた。この侵攻によって九州の王族は奈良の飛鳥に引っ越しをしたわけだ。台湾有事で日本が中国と戦って負けると、おそらく沖縄と九州が中国にとられるだろう。その覚悟を持って台湾を守るという国民の意志があるのだろうか。75年間の平和は日本国民を平和ボケにし、韓国やイスラエルのような国防意識の高い国ではなくなってしまった現在、政治家も含めて中国にもアメリカにも馬鹿にされていることは間違いないだろう。歴史に学んで日本国民としてどうしなければいけないかが正に問われている。

#565 アメリカと中国の狭間で日本はどうする

2021-12-08

アメリカが北京オリンピックを外交ボイコットするそうだ。オーストラリアもそうするみたい。ニュージーランドも、おそらくイギリスもそうするみたいではないだろうか。日本はどうするのであろうか。岸田首相は外務大臣でブイブイ言わせていた時があったから、自分で決めるという発言をされたみたいであるが、アメリカと中国の間で日本がどうするのかが興味深い。中国と北朝鮮と韓国とロシアとの日本の関係が問われているのだ。それぞれ個別にちゃんとした貸し借りの関係を築いて、中国と北朝鮮と韓国とロシアが連帯して日本いじめをしないような外交が大切なのではないか。

#564 ベンチャー成功者は宇宙へ行く

2021-12-08

前澤さんが宇宙へ旅立った。地球に帰ってきたら英雄である。なぜ宇宙へ行ったのかの本音が聞きたい。ベンチャーで成功した人はベゾスやマスクやブランソンやホリエモンなど皆んな宇宙志向である。彼たちの本音を分析してみたい。自分は宇宙へ行くよりも宇宙船を作りたい。目的と手段の違いか。

#560 ミサイルのキモは

2021-11-17

北朝鮮や韓国がミサイルを発射して、日本のマスコミは大騒ぎである。しかし、肝心なところの報道が抜けている。ロケットがどれくらい飛ぶということは大切なことであるが、そのロケットをターゲットに誘導するシステムはどうなっているのか、ということを私は再三指摘してきた(#538)。それにもっと大切なのは、ペイロードとなる爆弾である。小型核爆弾なのか、小型水素爆弾なのか、小型細菌爆弾なのか、小型化学爆弾なのか。そこのところがとても大切ではないか。日本の新聞やテレビ御用の軍事評論家はテレビでいい加減なことばかり言っているような気がする。最後に打ち上げシステムも大切だ。ほとんどは潜水艦と鉄道貨車から打ち上げるシステムになるだろう。固定サイロからの打ち上げは全面戦争になった場合に必ず狙われるからだ。戦略爆撃機の空中からミサイルを射出することも便利だ。高高度で敵地に侵入して爆撃機から射出することが高速ミサイルに対抗する手段としてこれから注目されるだろう。

#559 COP26の意図は何かを考える

2021-11-17

CO2温暖化反対に異議を唱えると、国際犯罪者扱いされてしまうのが昨今のことである。しかし、主導しているイギリスやフランスやアメリカの意図はCO2温暖化阻止ではなく、日本のガソリン自動車企業潰しとフランスの原子力産業振興やアメリカのマイクロ原子炉振興であることは明白である。私はとりあえずこの何十年間の国連気候変動枠組条約締約国会議のロジックの展開を検証することから始めてみようと思う。

#556 デジタル百貨店にやってほしいこと

2021-11-17

TBSの夜のニュースで百貨店が命運をかけてVRなどのインターフェースでテレショッピングをやると言っている。僕はこんなことよりも、インターネットでなんでも言うことを聞いてくれる外商専門の営業部隊を拡充してくれることの方を望む。デジタル百貨店の最大の競争相手は、メルカリとヤフオクではないか。なんでも安い、なんでもある。これらに勝つためには親身なきめ細かいサービスではないだろうか。

#554 国際政治のウソの建前とホントの本音

2021-11-10

昔国際政治を学ぼうとしていたときに、超有名な国際政治学者から、「西くん、国際政治なんてやめときなさい」と言われた。「なぜですか」と問うと、「国際政治は表と裏があって、アホな学者は表のことしか言わなくて、賢い学者は裏のことしか言わなくて、なおかつそんなことは証拠もないにもないので陰謀論と言われるようになって、虚しい」と言われた。私はその中で注目したのが地政学である。ウエストファリア条約以降の全世界的な地政学の本をほとんど乱読したが、いくら陰謀論といわれても、政治は各国の本音がぶつかり合う世界だと思っている。今はコンピュータの世界にいるが、時代についていけなくなったら、第2の専門としての地政学で本を書きたいと準備している。

#553 アメリカと中国の対立の行き着く先

2021-11-10

核兵器保有国同士は絶対に核戦争をしないというのは政治学の教科書に書いてある。MADというのだ。だからアメリカと中国は戦争をしないだろう。中国が戦争する相手は核兵器を保有しない国であろう。ところで戦争の理由はこれも政治学の教科書に書いてあるが2つしかない。1つ目は領土の取り合い。2つ目は相手国民の殺戮である。

中国の周りで核兵器を持たない国でアメリカのバックアップのない国の筆頭はフィリピンとベトナムではないか。フィリピンからアメリカ軍は出て行ったし、ベトナムはベトナム戦争を今でも引っ張っている。私は中国に対して国土で戦争が発生するとしたら南沙諸島、西沙諸島を抱えるフィリピンではないかと思っている。そして誰もフィリピンに味方せず、フィリピンは中国に負け、占領されて一巻の終わりになる危険性があると思っている。中国に向かって戦争をするというガッツのある国は他にはないだろう。台湾は攻め込まれたら間違いなくアメリカも関与して核戦争になって台湾は全滅させられることは明らかなので、台湾で戦争は起こらないと予測する。

中国とロシアと北朝鮮と韓国の結束に日本と台湾が如何に分断を仕掛けることができるかが問われる。10兆円ぐらいパパッと使って勇気のある政治家がやってくれないものか。でもやっているとアメリカからお金を使うなと横槍が入りそうな気がする。

#552 次は3党連立になるのでは

2021-11-10

自民党は単独過半数になったが、私はそうは思えなかった。自民党と公明党が合わさっても過半数が取れず、維新にお願いをして3党で連立をして、結果として維新の大臣も出現して、橋下さんが大臣になったりして、大暴れして、次はどういう仕組みかはわからないけれど、さらに上に行くようなことになるのではないかとドキドキしていた。民心は自民党を離れつつあるのではないか。ということに自民党は気がついていない。けれど自民党支持者は公明党に行かずに維新に行くのだ。文句ばっかり言っている立憲は時間の問題でダメだろう。自民党の極右と左の候補者は何か怖い。だから大阪はこの度の改革が成立したら、オール維新になってしまうのではないか。それが必ず全国に普及するだろう。あと2、3回の選挙ではっきりするだろう。

#546 日本の給料があがらなかったワケ

2021-10-21

国税庁が日本の給料が30年間あがっていないということを発表した。その原因は何かと考えてみた。僕は銀行の資金を貸す判断が有担保主義で掛け目が超安全圏になっていることだと思う。これはこの20年以上銀行に借りにいって銀行の人が言うことをずーっと聞いてきた感想である。バブルの教訓として絶対安全な返済スキームと有担保主義が金融庁によって銀行に対して指導されているのであろう。これは悪いことではない。銀行の健全さを求めるのであれば大変結構なことである。しかし、そんなことをしていたら日本の企業は大きくならない。日本の産業は育たない。原因は銀行にある。その指示は官僚が出している。銀行と官僚の状況を面白おかしく日本は「もうだめだ」とというのが、大新聞と中央テレビ各局と週刊誌4誌とインターネットのニュースサイトである。ご苦労様でございます。天に唾を吐けば自分に戻ってきます。結果的に誰も市中銀行からお金を借りずに、高利貸しなどの地下銀行からお金を借りる人ばかりなのではないか。「多少危なくても金を貸すように」という指導は政治家にしかできない。

#545 財務次官のバラマキを諫める原稿を文藝春秋が掲載

2021-10-21

財務次官が日本の国がお金をバラマキ過ぎだ、と諫言した。財務大臣はヤレヤレと囃している。高市早苗などは政治家をバカにするなと、お怒りの様子。

かつてのある通産次官に聞いたことがある。「政治家と官僚の違いは何なんでしょうか」と。次官の答えは「官僚はどこまで行っても理屈にあったことしか言えない。ところが政治家は理屈はいらない。官僚の理屈の上に政治判断という政治家の決断があり、いちいちその理由は政治家は言わなくていいのだ」と。当時なるほどと思った。今の財務次官の言うこともよくわかるが、安倍総理や菅総理のバラマキがなかったら日本はどうなっていたかを考えると寒気がする。国民のことを考えてバラマキをした政治家を誰が責めることができようか。学者がプライマリーバランスとこのコロナの時代にいうことは誰にも支持されないのではないか。

#543 デジタル大臣が変わった

2021-10-21

新総理大臣の選定によってデジタル大臣も新しくなった。お手並み拝見と言いたいところだが、初代の大臣と比べれば見劣りする。こんなんでいいのだろうか。次の衆議院選挙で与党が変わったり与党がボロ負けすれば、また総理大臣が変わってまたデジタル大臣も変わるのだろうか。そんなことしたら全部がパーになる。

#541 中国のデジタル通貨を考える

2021-09-29

中国がデジタル通貨を禁止した。これは国営のデジタル通貨だけをみんなに使わせるための競争排除なのだろうと予測される。サイバーマネー戦争はおそらく中国とアメリカの元とドルのデジタル化ということに尽きるのだろう。

私の考えるキモは、デジタル元と本物の元とが固定されれば何も問題はないのであるが、おそらく変動する仕組みになるだろう。そういった時にデジタル元とリアル元との交換レートが安定するかどうかが成功のカギとなるであろう。一日に値打ちが10%もアップダウンすればそれは、国際通貨としての地位を失うのではないか。アメリカはそこを全力をあげて攻めるであろう。だからアメリカはドルと固定したデジタルドルでやってくるのであろう。これまで何度もいわれてきた第二のドル発行のシナリオはデジタルで実現するのではないか。

#538 隣りの隣りのミサイル

2021-09-29

ミサイルの発射の記事が多いが、ミサイルの誘導システムの記事はない。ロケット作って打ち上げる力があることは認めるが、ロケットを正確に目標まで誘導するシステムはどうなっているのだろうか。

1.慣性航法システム内蔵
2.GPSを内蔵
3.デジタル地図を内蔵

これらを全部内蔵していてはじめてまともなミサイルになる。隣りの隣りのミサイルはどれであろうか。そういうエレクトロニクスを作る力はあるのか? カーナビ買ってきて改造して載せたらいいというものではない。ロシアなんて自前のミサイルのためにGPSと同じような衛星をたくさん打ち上げている。

そんなことを考えるともしガイダンスシステムなしのミサイルであれば、アメリカがシナリオを書いて、中国に頼んで隣りの隣りに打たせたアメリカミサイル販売促進のためのイベントではないかという気がする。

#537 総裁指名選挙が新しい伝統になることを希望する

2021-09-29

ずっと書き込みを休んでいたが、今日は書かねばならないと思い、書くことにした。

新しい総裁が決まって一段落であるが、今まで当事者間の談合で決まってきた自由民主党総裁であったが、この度は十分な選挙期間を経てオープンな投票が行われた。裏でどのような談合が行われたのかは知らないが、日本は新しさよりも伝統、女よりも男を選んだみたいだ、特に国会議員は。誰がなっても見ているだけの立場なので、是非はないが、総裁を選ぶにあたってこれからも選挙で選ばれることを願いたい。そのプロセスで国民は多くを知ることになる。自分の主張を正々堂々と行い、野党のように相手のことを下品な言葉でけなさない4人の候補者に自由民主党の人材の厚さを感じた。

#536 アメリカに捨てられたアフガニスタン

2021-08-18

アフガニスタンのカブールが陥落するときのことを一番早く伝えていたのはTwitterだった。その次がFlight Rader24だったと思う。ずっとそれを見ていて複雑な心境だった。ロシアがパキスタンを使ってインド洋に出てくることを阻止するためにアメリカはパキスタンとアフガニスタンに関与してきた。ロシアは最近そんなことよりも他にすることがたくさんあるので、タリバンのスポンサーはおそらくロシアではなくて、中国なのであろう。中国の外交声明を聞いているとプンプンする。アメリカがアフガニスタンを撤退し、中国が後ろ盾となってタリバンがアフガニスタンを支配する構図は中国にとってインド洋アクセスに都合がいいのではないか。これから中国がどのようにアフガニスタンとパキスタンを使っていくのか見ものだ。

#533 デジタル庁次官としての伊藤穰一はどうよ

2021-08-18

伊藤穰一氏がデジタル庁次官になるそうだ。ギリギリのスレスレの人事になるだろう。彼の能力を否定するのではないが、彼を任命した人たちが権力を失ったとき、彼も一緒に放逐されるのではないか。民主党が政権を取ったとき、AやBやCの学者が民主党御用学者になって生意気言いっぱなしだったではないか。今はそういう人たちは消えてしまって出てこない。特定の政権とベッタリというのは学者の取る道ではないのではないか。それよりもデジタル庁の広報責任者としての機能が期待される。中立のみんなに愛されるキャラクターである。辞めた後は東大か慶応の教授か。

#526 どこかの幹事長は田中角栄のようにそのうち失脚するのではないか

2021-07-28

半沢直樹にもモデルが出ていたと言われているどこかの幹事長は最近中国寄り、韓国寄りの発言が目立つ。僕でもちょっとやりすぎかと思うくらいなので、政界では困ったちゃんなのであろう。こういう人はそのうち誰かに貶められるのではないか。角さんもスーパーパワーになって、ピーナツでやられた。中国と仲良くするとそれを叩くのはアメリカである。時間の問題で失脚のシナリオが展開されるのではないか。

#525 オリンピック開会式の感想

2021-07-28

いろんな人がいろんなことを述べておられるが、私の感想は世界に200以上の国家や国に準ずる地域があるということをその国からの代表者をみながら思った。とてつもない広がり、これが国際性を考えるときの原点なのだなぁと思った。

#522 首相と東京都知事の不敬

2021-07-28

開会式の最中に天皇陛下の開会宣言にあたり首相と東京都知事の起立が遅れたことが非難されている。正確にいうとバッハIOC会長がスピーチの中で天皇陛下に「開会宣言をお願いします」とわざわざ発音の下手なわかりにくい日本語で言っている。陛下は次は自分の番だと、英語と日本語をお聞きになりながら発言をされたわけであるが、ロイヤルボックスは音の質が悪かったのであろう。まず小池知事が英語と日本語を聞き、立ち上がりバッハのスピーチをちゃんと聞いていなかった総理大臣は小池知事が立ったので立ったような感じ。悪いのは司会進行だと思うが、総理大臣の言い訳を聞いてみたい。不敬と言いふらしている人たちの方が不敬のような気がする。

#521 サイバーオリンピック

2021-07-28

5月26日の「#497 オリンピックはどうなる」で、「ここまで来たからオリンピックは実行されるのだろう。ペナルティうんぬんというよりも、この時点で誰がキャンセルを言い出すことができるのか。無観客でサイバーオリンピックなるかもしれないが、テレビ中継が中心のオリンピックがあってもいいのではないか。開会式と閉会式の演出を楽しみにしている。」と予想したが、そのとおりになった。競技場はスタジオとなり、テレビとインターネットで世界中に中継されるオリンピックとなったわけだ。

今必要なことはこのオリンピックに対してサイバーアタックをかけた人たち、オリンピックに対して敵対的な発言をした人たちの記録と分析ではないかと思う。新しい事実がたくさんはっきりするだろう。

#519 バイデン大統領、ハリス副大統領と中国

2021-07-07

バイデン大統領の親族が中国とビジネスをして、大儲けをしていたみたいだ。ハリス副大統領の夫も中国とビジネスをして大儲けをしていたみたいだ。そんなことはアメリカで隠し通すことはできない。その情報を誰が使うのか。大統領に対抗できる勢力として考えられるのは議会の共和党だろう。

アメリカはコロナウィルスの発生源が中国の武漢であるという証拠を握っているのであろう。これを潰すためには大統領と副大統領を外交的に恐喝するしかない。

各国と協調して中国を叩こうというシナリオはもう少し曖昧になるかと思ったが、もはや止まらないであろう。もしトランプが共和党の再支持を得て権力の座に返り咲けば、アメリカが中国に対して未曾有の損害賠償請求が起こるのではないか。表に出てこない話が一番面白いと思う。

#517 日本共産党は骨がある

2021-07-07

中国共産党100周年記念で祝賀電報を送らなかったのは日本共産党だけみたいだ。政府や自民党はともかく、他の政党は皆国同士の付き合いなのかお愛想言っている。まるで属国が宗主国に対するご挨拶みたいで、気持ちが悪い。

#516 デジタル元は国際通貨になるか

2021-07-07

中国が国際通貨としてデジタル元を考えているのは明らかであるが、それが世界に受け入れられるかどうかについて考えてみた。

ビットコインのような世界はリスクが高すぎておそらくダメだろう。1日の中で価値が10%以上も動くようなことがあれば誰もそんな通貨を国際決済のための通貨として使わないだろう。

中国がデジタル元を中国とその関連諸国との間の決済に使っているだけならトラブルもあまり起こらないだろう。しかしドルやユーロに対抗して中国のデジタル元の世界を国際的に作ろうとするならアメリカやヨーロッパはそれを許さないだろう。イギリスがユーロに参加しないでポンドを切り離した時に起こったトラブルを思い返してみたらどうだろう。

#514 蓮舫議員がまた

2021-07-07

「2位ではダメなんでしょうか」の 蓮舫議員がまた不思議発言をした。スーパーコンピューターを使って10000人の集会が安全だというシミュレーションのことを「蓮舫@renho_sha いや、これ。
スパコンの使い方間違ってませんか。」 と発言した。内容の是非については述べないが、こう言う人を議員にしておくことは間違ってませんか。

#513 FAXやめろと河野が言う

2021-07-07

『河野太郎行政改革相は6月15日、東京・霞が関の中央省庁でのFAX利用を同月末で原則廃止する方針を公表した。(朝日新聞デジタルより)』

『内閣官房の行政改革推進本部事務局は同7日、全省庁に出先機関を含めて「原則廃止」を通知。河野氏は15日の会見で「テレワークができない理由に『FAXがあるから』というのがあった。惰性でやっているものはもうやめて、メールに切り替えてくださいということ」と方針を公表した。』

1ヶ月もたたないうちにFAX廃止は潰れたみたいだ。今から50年前に出来たFAXが今でも生き延びているのだから、一大臣のアイデアでFAXを殺すことは出来ない。天に向かって唾を吐くような指示ではないか。そんなことよりFAXを送ったら電子メールに変換するサービスを無料にするための予算をつければいいのではないか。ぜひお願いしたい。そして受信は無料、送信は有料にすればいいのではないか。

#512 なんでこんな

2021-07-07

「政府は30日、デジタル市場競争会議(議長・加藤官房長官)の作業部会を開き、スマートフォンの 基本ソフト(OS) の実態調査に乗り出した。国内では、米アップルとグーグルの2社でほぼ100%のシェア(占有率)を握っており、利用者のデータ把握がしやすくなるといった懸念が背景にある。(読売新聞オンラインより)」

この調査の意図がわからない。日本製のスマホのOSでも作るのだろうか。Huaweiが新しく作ったOSを日の丸マークでもつけて売るのか。この調査の発表を楽しみにしている。誰が言い出して結論が何なのか注目したい。

日本の大臣の人事がイカれているとしか思えない。アメリカはその分野の超トップクラスを各省のトップに据えている。財務大臣、国防大臣など民間でも長年経験を持つプロを抜擢してきた。日本はどうか。デジタル大臣にしても、財務大臣にしても政治家で派閥に割り当てた人数枠から人が決まっているような感じがする。9月1日からデジタル庁が発足するが、その評価は一年もたたずに出るだろう。ゴルフで一番大切なことは決してパターではなく、ファーストショットだろう。お手並み拝見。

#506 オリンピックに反対ということをインターネットで発言する人たち

2021-06-24

考えてみればオリンピックのホームページを一度も見たことがなかったので、このエッセイを書くにあたって詳しく見てみた。大変な精密さで作られている。政府と民間との共同作業としては大変質の高いものという感じを受ける。オリンピックに反対している人たちは、個人の立場から何を言うのも自由であるが、日本が今まで投資してきたオリンピック開催への努力をコロナが理由でいとも簡単に否定して良いのであろうか。この前のオリンピックは1964年で約60年前であったが、当時オリンピック開催反対を大衆がいうことはほぼなかったと思う。こんにちはインターネットがあるから、どんな人の発言も一般の人の知るところとなり、読む人は影響を受ける。一人一人の意見が尊重される時代になったのかもしれないが、それが本当に民意かどうかはわからない。NHKの世論調査と新聞や民放テレビの世論調査の結果は大きく離れている。これは一体どういうことなのだろうか。自分が納税者であるからオリンピックの開催の是非について発言権があるというのは少しやりすぎではないか。とにかくマスコミやインターネットメディアの伝えることを僕は信じることはできない。自分が自信を持って言えることは、オリンピックの会場には行かないということと、テレビを見てもコロナはうつらないということである。アメリカから日本にヨットで向かっている辛坊治郎さんはオリンピックをどう考えているのだろうか、聞いてみたい。

#497 オリンピックはどうなる

2021-05-26

ここまで来たからオリンピックは実行されるのだろう。ペナルティうんぬんというよりも、この時点で誰がキャンセルを言い出すことができるのか。無観客でサイバーオリンピックなるかもしれないが、テレビ中継が中心のオリンピックがあってもいいのではないか。開会式と閉会式の演出を楽しみにしている。

#496 コロナワクチン

2021-05-26

コロナワクチンを自衛隊が運営する接種センターに受けに行った。自衛隊の人は問診票を見て判断する医官と接種する看護官だけで、あとは外部の委託業者のような感じがした。自衛隊の人は流石にプロで民間の医師より丁寧で謙虚であった。組織の命令系統もしっかりしていたような気がした。政府がこういうことをしっかりとやってくれるのは大変ありがたい。これらに対して批判を重ねている政党はどういうつもりなのだろうか。彼らがちゃんとやれるという保証はあるのだろうか。彼らの役目は現状を批判するということなのだろう。

#492 CO2はそんなに悪か?

2021-04-28

世界中の科学組織はCO2(二酸化炭素)が悪だという。温暖化を引き起こす元凶だというわけだ。CO2を減らさなければならない。私はCO2を減らす方法として植物が行う光合成にもっと注目しても良いのではないかと思う。二酸化炭素と水から酸素を分離して炭素中心の有機物を合成する常温化学反応である。植物を上手に使って二酸化炭素を減らす方法があるのではないかと思う。地球上の酸素はほとんどが光合成由来と言われているし、地球上の有機物も光合成由来が多いと言われている。中学のときにならった光合成を勉強しなおしているところだ。

#489 オリンピックの監査が必要ではないか

2021-04-28

オリンピックのアルバイトに政府のオリンピック委員会は1日20万円払うといっている。しかし、実際に臨時雇いに支払われるのは日給12,000円だそうだ。この間を人入れ企業が利益としてピンハネするわけだが、その経費としてそのお金がどこに流れることになるのかをしっかり調べる必要がある。またその他の経費についてもしっかり監査する必要があるだろう。実際に司法権限を持つ組織しかそのようなことはできない。オリンピックの後のこういう後片付けの活動に注目したい。

#484 来るべき日米首脳会談

2021-04-14

今の総理大臣は国際通ではないような気がする。だから16日の日米首脳会談のシナリオは外務省と総理大臣官邸の秘書官の合作なのだろう。当然だれでも考えるテーマが話し合われるのだろうが、意外なトピックスがあれば実はそれがキーポイントではないかと、期待してワシントン系の新聞を直接読もうと思っている。

国務省、国防省、通商代表など首脳会談に出席しているスタッフが誰なのかが興味深い。

私は総理大臣が大統領に、米国の中国いじめの落としどころはどこなのかしっかり聞いてきて欲しいと思う。あんなに中国によくしてもらったバイデン一家が今さら中国に本気で厳しく当たるとは思えないからだ。お人好しの日本にありがちなこと。日本が突撃したあとに後ろを振り向いたらアメリカはいなかったという状況だけはなんとしても避けなければならない。

#479 中国と戦争する勇気ある国はどこか

2021-04-08

お互いに核兵器を持っている国々は決して核戦争はしないのは常識だ。沖縄や日本各地にある米軍基地をICBMで攻撃すれば約25分でアメリカは反撃することは誰でも知っている。そして両国とも絶滅の道を進むのだ。現時点で中国と戦闘をしているのはインドである。インドと中国は国境線で紛争中である。昔ながらの鉄砲と大砲を使って局地戦の最中だ。インド以外で戦争の可能性はどこにあるのか。日本は尖閣諸島防衛のための戦闘はあるかもしれないが、日本と中国は絶対に戦争はしないだろう。662年の白村江の戦いのあと日本がボロ負けして、668年まで北九州を中国に占領されていたという事実を日本は未だに認めたくはないみたいだが、歴史関係者の間では常識だ。筑紫都督府という名前である。戦争に負ければその後占領が待っている。

中国と戦争を厭わない勇敢な国は中国の南側の国だろうと思う。アメリカを敵にして決して負けなかったベトナム。目の前の島を無理矢理とられそうなフィリピン。この2国のうち中国との関係が緊張してきた方と戦争が起こる可能性があると私は予測する。戦術核を使って全面戦争にはならないが、本気の戦争になるだろう。日本はそのときも鷹見の見物しかしないだろう。アメリカは戦術核を貸すかもしれないが、やはり鷹見の見物ではないか。

#477 日本の経済停滞の原因を考える

2021-04-08

リーマンショックからずーっと、バブル崩壊からもずーっと日本の経済はよくなる兆しがない。なぜかを考えてみた。原因は銀行にあると思う。バブル時代のイケイケどんどんの融資の審査が許されなくなり、銀行にお金を借りに行くとしつこくビジネスの内容を聞かれる。そして挙句の果てにお金は貸せませんとなる。銀行は担保主義を貫き、ビジネルモデルの審査による与信はあってなきが如しのようだ。これは金融庁のご指導の賜物と思われる。金融庁に誰がそういう方針を押し付けているのかは知らないが、アメリカ筋の日本を元気にするな、というあたりのことではないかと思っている。日本が元気でないのを他人のせいにはしたくはないが、少なくとも自分のビジネスは元気でありたいといつも思っている。

#475 中国とロシア叩きはゼスチャーかも

2021-04-01

中国とロシアからバイデン大統領の息子は特別の恩恵を受けてきたという報道がアメリカでされている。その証拠が出たら大統領弾劾に突き進むということになるだろう。その立場の大統領が考えることは中国とロシアをいじめることであろう。それも自分だけではなく日本やインドやイギリスと一緒に。また自分とは違う国務長官や国防長官にその役目を委嘱するだろうと予測していたらまったくその通りになったので、驚いている。ようはどこを何を落としどころとするのかということではないか。今回のアメリカによる中国叩きにすでに落としどころと談合の構図が大国間のあいだで決まっているとしたら、こんな酷い話はないのではないか。おそらく中国にもメリットがあるような落としどころになるのでないか。なぜなら大統領の弱みを握っているのは中国なのだから。

#473 中国とアメリカの戦争

2021-04-01

アメリカが台湾の防衛サポートをするなら中国は沖縄のアメリカ軍の嘉手納基地を攻撃するという発言があったみたいだ。これはおそらく台湾の飛行機が嘉手納に避難することを見越して嘉手納を先制攻撃することなのだろう。

日本の中にある米軍基地は誰のものか。それは日本のものだけではなくアメリカのものでもある。アメリカが使っている基地を攻撃されるとアメリカは反撃に出るだろう。それがどの程度なのかはわからないが、当然核戦争にまでエスカレートするだろう。困ったことだ。

しかし本当にそんなことが起こるのだろうか。核兵器を持ち合っている国同士は戦争はしない。それは攻撃すれば必ず反撃されお互いに滅亡するからである。MAD(相互確証破壊)と言われている。政治学の一丁目一番地の話である。

#467 地球温暖化に対してできること

2020-12-30

地球温暖化の原因はCO2であると言われている。IPCCなどのお偉い方々が言われているわけであるが、都会の暑い夏の原因はCO2ではないと思う。都会の温暖化の原因はアスファルト舗装によって土から水が蒸発する量が少なくなって、気化熱が奪われないので昔に比べて都会は暑くなるのではないだろうか。それとエアコン。エアコンの室外機から夏に発生する熱もかなりのものになるだろう。この2つをこの200年くらいシミュレーションすることができればある程度のことがわかるのではないか。

同時に直近の天候不良の原因はなんだろうか。とも考えてみた。太陽の黒点の数からわかる活動量の変化とそれによる大気循環モデルに注目している。

全世界的な規模でIoTセンサーをばらまき、温度と湿度と気圧と太陽の明るさなどを調べるネットワークを真っさらに作れば真実は見えてくるのではないか。そういうことがIoTが世界に貢献できることではないだろうか。最終的な判断は専門家にお願いするしかないだろう。

#466 はやぶさ2の快挙を見ながら考えたこと

2020-12-30

遠いところから隕石の親である小惑星や彗星に着陸して、そのサンプルを取って地球に戻ってくるなんて、素晴らしすぎる。ゴルフでいったらホールインワンを何回続けてするような奇跡なのだろうか。そのうち詳しく書かれた本が出ると期待している。

私が興味を持ったのはその結果と比べてみたいもののことだ。それは地球に降り注いできた隕石の燃え尽きなかった物との比較である。ヤフオクで隕石は売られているが値段が高くて、大きくて重い。小さな隕石はどこに行ったらあるのだろうかと地球儀を回しながら考えた。私の仮説は南極大陸である。南極大陸の万年雪の中に地球に落ちてきた隕石が含まれているのではないかと思った。地球温暖化が言われている現在、これを早く探しに行くべきではないか。そうしてはやぶさの結果と比べてみたい。

#461 アメリカが最も嫌がる中国の計画はデジタル通貨ではないか

2020-12-15

アメリカは紙を買ってきて、特殊インキで特殊印刷するだけで100ドル札を作ることができる。コストは10ドルもないだろう。アメリカの最高の輸出商品はこのドル札であると思う。サダム・フセインは石油の決済にユーロを使ってもいいといったので、アメリカに消された。中国が中国の通貨「元」を増刷し、多国間決済に使うということがアメリカが絶対に許さないことではないだろうか。とくに「元」がデジタルになり、暗号通貨の形でインターネット上に出回り、一帯一路の国々との間の交易がなされるようになると大変なことになる。アメリカはそれを抑えながら、デジタルドルを展開していくのだろう。日本の財務省は中国とアメリカの間の戦いを黙って見ているだけなのだろう。ヨーロッパのユーロはアメリカがドイツをいじめてボロボロにし、英国のポンドはEUを離脱してどうにか助かるというのがありうるべきシナリオのような気がする。

#460 トランプ大統領が正式に負けた

2020-12-15

選挙人の投票が行われトランプ大統領が正式に負けた。これからどうなるのであろうか。次の選挙までの4年間にまず起こることは大統領の弾劾の試みではないだろうか。歴史的にみてもあまり例のないことであるが、中国とバイデン次期大統領とその息子の取引が問題になり、これは成立するような気がする。日本には直接的に関係はないけれど。アメリカ国民は4年間の選挙活動におそらく嫌気はさしてトランプは再選されないであろう。それでも負けるわけにはいかないというのが、アメリカ魂であろうか。

#452 中華人民共和国と日本の本当の関係を考えてみた

2020-12-02

バイデン大統領予定者の息子は中国と関係がよく、たくさん儲けさせてもらっている様だ。他国のことは他国に任せて、日本のことを考えてみたい。

日本が戦争で戦った相手は蒋介石が率いる中国国民党である。今その国民党は中国本土を追われて台湾にいる。中国国民党と戦ったのが毛沢東の率いる中国共産党である。教科書を読み直して確認している最中であるが日本の敵の敵は日本の味方ではないかと思うが、日本国と中華人民国政府との関係は交戦国であるか、そうでないのか微妙なところではないか。中国の国家主権は中国国民党から中国共産党に移って、その中国共産党とは交戦中ではないはずだ。尖閣列島のことで日本が中国と戦争になれば大変なことになる。戦争は力の競争であるが国際法的に戦争の宣言をし、交戦し、降伏すれば当然に国土は勝った方のものになる。

日本は663年の白村江の戦いにおいて唐と新羅と戦い負けている。そのあとどうなったかはあまり歴史書にははっきりと書かれていないが、相当なことがあったに違いない。そのあと太平洋戦争で日本が負けたときに日本はアメリカに占領され、どうなったかについてはたくさんの書物がでている。尖閣列島のことで戦うのであれば占領されて日本が終わるということまで覚悟しておかなければならないと思う。そうなったらアメリカは助けてくれるのだろうか。

#445 地球と月の関係を考える

2020-11-24

地球の歴史をずーっと考えてきた。46億年前に地球が生まれたということだ。月は45億年前と言われている。その時代のサンプルが月の表面で見つかったのだそうだ。地球には46億年前のサンプルはまだ見つかっていないそうだ。本来であれば地球の表面にあるべき46億年前の最古の岩石はプレートが移動し沈下することによって、地球の中に飲み込まれていったのではないだろうか。一方月にはプレートの移動や対流はないみたいだ。月の大きさが小さいからではないか。

そう考えると私は45億年前に原始地球から月は別れて誕生したのではないかと思う様になった。地球の歴史を考えるときに、同時に月の歴史も考えると面白いのではないだろうか。

#431 三菱重工のジェット撤退

2020-10-23

コロナでジェット機の需要が冷え込み、三菱重工はリージョナルジェットの開発を凍結するそうだ。私企業とはいえ、日本のことを考えると継続できなかったのだろうか。情けない。

#428 中曽根康弘氏を偲んで

2020-10-16

昔、中曽根康弘氏を囲む昼食会に招かれたことがあった。中曽根氏の正面は中山素平 国際大学会長。そのとなりは公文俊平 国際大学グローコム研究所所長。村上 泰亮 前所長の奥様、私は末席にちょこんと座らせていただいていた。そのときの会話をここで再現はとてもできないが、超VIPたちの日本を思う気持ちとはこのようなものなのかと驚いたと同時に中曽根氏の本質をこの目と耳で感じとり、立派な人だと感服したことを覚えている。そのお方が亡くなったのであるから、これは国葬に準ずるような形で葬儀が行われてもいいのではないかと思う。しかし、葬儀は亡くなった人のためではなく、残された者のためのイベントであるから、今の政府の中にそういうことを思っている人が前例も含めてあるのであろう。反対する人が多いということだが、もう一度中曽根氏の人生を調べてみられてよいのではないか。

#427 日本学術会議、日本学士院、文化功労者、文化勲章を考える

2020-10-16

大学の教員末席を汚している私であるが、私の人生とは全く関係のないことなので、自由に考えるところを述べてみたい。

任命拒否がメディアやネットで語られているが、この度の問題は特別職の国家公務員に自由はあるかということで、誰が考えても国家公務員には自由はないのではないか、と考えられる。では国家公務員にならねばよいということではなく、学術会議を国会の機関ではなく、非営利組織、独立した法人としてきちんと再定義する必要があるのではないかと思う。

次に日本学士院については、あまりに権威が高すぎてわからない。

文化功労者については、文化各分野の憧れの称号であるのだが、立派な仕事をすればなれるというフェアーな感じを発表の度に思う。

文化勲章は文化功労者の中から選ばれるのであるが、これこそ政治そのもの、好き嫌いそのものの結果のような気がする。でもそれはそれでよいのではないだろうか。

文化勲章をもらうために何億円もの活動費を使った人から話を聞いたこともある。内閣賞勲局長に厚かましくもどうしたら勲一等のような高位の勲章をとることができるのかを聞きに行ったこともある。

総合的に考えて勲章を与えるかどうかを決めるのは各省庁や賞勲局というよりも、時代がそれを決めるのではないかという感想を持つようになった。時代が受賞者をサポートしない限りありえない話なのではないか。

#421 中国とアメリカと日本のこれからを考える

2020-10-07

アメリカがいじめている中国はどんどん自給自足の国家になっていくのであろう。アメリカと中国は国交断絶までいくだろう。バイデンが大統領になっても、クリントンやオバマの親中国政策があっても、バイデンはアメリカ、ヨーロッパ、日本、などの西側各国も巻き込んで中国を攻め続けると予測する。自給自足の中国はなんとか持ち堪えるであろう。日本はアメリカとは菅総理大臣、中国とは二階幹事長の二股外交で、やっていくつもりなのであろうか。

これによって少なくても台湾・日本・アメリカ・インドの同盟チームが完成しつつあると言えるのではないか。

#418 トランプとバイデン

2020-09-29

トランプが勝つか、バイデンが勝つか、わからなくなってきている。日本はアメリカの大統領選挙に対してなんの影響力もない国だから、安心して見物できるが、選挙の行末について考えてみたい。

トランプが勝つケース:トランプの逆襲が怖い。ブルームバーグニュースは潰されるだろう。これからの4年の中国との喧嘩はトランプなら、アメリカ一国で中国に対抗していくのだろう。大統領を辞めたあとのビッグビジネスの種まきを戦争でカモフラージュしながら、進めていくのだろう。

バイデンが勝つケース:中国との喧嘩はアメリカ一国だけではなく、ロシア、ヨーロッパ、日本、台湾を巻き込んでするのだろう。ここの点がトランプとは違うのではないか。バイデンの息子が行った中国とロシアとの取引が表に出つつあるがこのことが理由で、大統領弾劾がはじまるのではないか。そうしたら大変なことになる。その次はもう一度トランプが選挙に出馬か。

#413 次の次の総理大臣を考える

2020-09-01

次の総理大臣は、菅さんで決まったのであろう。ワンポイントリリーフと思われているが、意外に長期政権になるのではないか。岸田さん、石破さんも期限切れで総理の芽はないだろう。河野さん、西村さん、小泉さん、と女性の競争が5年以上続くのではないか。この5年間に建設的な提案ができなければ民主党は危なくなるだろう。

#412 自分の立ち位置

2020-09-01

Twitterに次のように書かれた。せっかくの機会なのでこれの真偽について書いてみる。

===
元ASCIIの西和彦氏のサイトがあったので読んでた。いろいろ知識があられていろいろやられてるよう。
asciiの本みたいな緩めな雰囲気。
===
↑そうかも。しかし、今のASCIIは角川のASCIIで私のASCIIではない。

===
右系で、
===
↑なにのことを右というのか、わからない。確かに左ではない。しかし、右翼でもない。職業右翼は大嫌い。

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中国、ソフトバンク、民主党は敵視気味。
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↑アメリカ寄りなので、アメリカが中国を敵と言っているならば、中国のことを味方はしない。
↑ソフトバンクのすべてのニュースをチェックしている。いわばソフトバンクウォッチャーのひとりを自負している。孫さんに対しては同情心がいっぱい。
↑民主党については前向きな政策が一つも出てこないので、呆れ気味。
民主党よりも大嫌いなのが蓮舫。スピッツのようにキャンキャン言うだけでなにもしない議員であるとの認識。

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政治は疎いとのことで、立場上でも与党寄り。
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↑たしかに自民党と公明党に多数の議員の知り合いあり。

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コンピューターに関する政治のことも又聞きだけみたい。
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↑コンピューターに関する政治のことをウェブで発言することは国立大学法人の教員が出来ることではないと言う認識。

#400 アメリカにいる中国スパイ

2020-07-28

米国が中国のハイテクスパイ活動を嫌っている。領事館も閉鎖した。この問題はそれだけでは治らないだろう。中国からの留学生を全員帰国させたり、過去に行った中国人の活動をアメリカは全部暴くようなことをするのであろう。大統領候補のバイデン氏はそれをやると言っている。これがひょっとしたら国民に支持されてバイデン氏が大統領選挙で勝つかもしれない。この問題はもっともっと大きくなるだろう。

#390 東京都知事選への怒り

2020-07-07

都知事選があった。現都知事が圧倒的多数で再選された。まぁ任期が切れたから選挙は民主主義の当然の結果として行われたわけだ。空前の22人の候補者がでた。現都知事以外はみんなダメだった。しかし、あんなにダメなのにマスコミの露出は酷かった。データの残っている今こそ、マスコミを使って選挙を誘導しようとしていた人たちの分析をしっかりとやる必要があるのではないか。

カイロ大学の卒業疑惑について本まででた。この本を出すために走り回った人たちの正体 を探し出す必要がある。だれかが金を出して、それを請け負った人がいて、その金で本を書こうと決心した人がいて、その本を読んで記事を書いた人がいて、それを読んで白けた都民がいたわけだ。おそらくXX党がYY広告代理店に頼んで、ZZZが走り回ったのであろう。アホらし。みんなそんなことは想像してわかっているのではないか。67歳の知事の45年前の学歴なんて現在の知事の職務になんの関係があるのであろうか。知事が嘘をついているかどうかが、大切と思う人がいるなら、誰でも嘘はつくのではないか。この件についての事実の検証も週末のインターネット調べプロジェクトとしてやると面白いかもしれない。前の東京都知事の舛添と今の小池知事が付き合っていたという情報を当人同士は否定していない。ならば文藝春秋ぐらいが舛添と小池の対談でも企画してくれたらいいのに。私は絶対買う。読みたい。古狸と女狐のばかしあいか。

#387 世界で一番になった富岳の陰で泣いている人

2020-06-30

理研のスーパーコンピュータ「富岳」が世界一になった。開発は富士通である。この陰には代表取締役が逮捕されたPEZYという会社の挫折がある。本来ならば世界一の座はこの会社だったかもしれない。この会社が告発されるようになった過程を詳しく調べて明らかにする必要がある。誰かが検察にPEZYとその社長 齊藤元章を売ったのだ。たいへん残念である。

#386 保守を選ぶなら麻生、変化を選ぶなら石破か

2020-06-30

マスコミの総叩きのせいで安倍総理大臣は衆議院解散しそうな雰囲気になってきた。東京都知事選が終わった後にコロナを見極めて決断があるかもしれない。国民が安倍退陣だけを望むなら、選挙なしで総理任期期間中に限って総理大臣を再指名すればいい。最も近いのは麻生さんか菅さんだ。解散して総選挙になると石破さんが浮かび上がってくる。安倍総理が嫌いな石破さんにしたくない場合は、若手の中から西村さん、河野さんのどちらかか。解散の時には、もっとはっきりしているだろう。オリンピックの開催が中止になったら大変。もう一年延期というところか。追加経費はすべて日本持ちで。

#385 コロナウィルスの多発地域の地価が上昇する

2020-06-23

日本で東京圏、名古屋圏、京阪神圏、博多、札幌がコロナが350人以上出ている地域であるが、ここがこれから地価がさらに上昇する可能性がある場所であると思う。そのほかの地域はたとえ県庁所在地であっても、良くて横ばいなのではないか。不動産はこれから構造不況業種になるのであろう。

#384 総理大臣を囲む7人の補佐官

2020-06-23

安倍総理の側近は7人いるという記事が週刊ポストにでていた(https://www.news-postseven.com/archives/20200622_1571628.html?DETAIL)。これはしっかりと分析する必要がある。総理大臣とは一人の人間のことではなく、複数の専門家の集団であると考えれば納得がいく。総理大臣機関説か。

#381 アメリカの人種問題、日本の人種問題

2020-06-16

アメリカの人種差別の根は深い。白が黒を差別する。白が黄も差別しているような気がする。とても悲しい。もちろんそうでない人もいるが、差別する人もいる。僕もレストランなどでされたことがある。

日本はどうか。黄が黄を差別している。日本人と帰化人、日本人と在日外国人。アメリカなら中国系アメリカ人、韓国系アメリカ人、アジア系アメリカ人、アフリカ系アメリカ人などとはっきり言うが、日本ではタブーのようだ。国会議員を韓国系日本人、朝鮮系日本人、台湾系日本人、中国系日本人、と誰かがはっきり区別して公表したら日本はどうなるのだろう。政治に興味のない私でも、興味がある。

#373 蓮舫議員の発言にまたまたビックリ

2020-06-11

スパコンは2位ではダメか、と蓮舫議員が発言したときにイスから転げ落ちたことがあった(http://agora-web.jp/archives/802222.html)。今回また参議院の予算委員会中継を見て、イスから転げ落ちました。発言内容は「サーバーは増やすんじゃなくて、時代はもうクラウドなんです。」蓮舫議員はサーバーとクラウドの関係をわかっていないのではないか。容量さえ注文すればクラウドならすぐに注文が通ると思っているのではないか。クラウドの中でサーバーを増設することが実際行われることなので、議員の発言はなにかおかしい。今回も歴史に残る迷言となるだろう。

古い話になるが、蓮舫議員の多重国籍問題について思い返して考えてみた。直接関係のないものの妄想ととっていただいて結構だが、実態は4重国籍の可能性があるのではないか。蓮舫議員の父は台湾籍である。よって蓮舫議員は台湾のパスポートを持っている。蓮舫議員の母はひょっとしたら韓国からの帰化人である。よって蓮舫議員は韓国のパスポートも持っていた可能性がある。しかし母親の日本帰化にともなって、日本のパスポートも手に入れた。蓮舫議員の双子の子どもは北京生まれである。父親は公表されていないが、もし父親が中国人であれば、当然生まれた子どもの国籍は父親の国籍である中国と母親の国籍の日本になるだろう。中国の国籍を持つ子どもの母親が中国のパスポート、中国の国籍を欲しいと言った場合中国は国籍を与えるのだろうか。ここのところを精査してみる必要がある。都合合計台湾、韓国、日本、中国のパスポートをお持ちの可能性が考えられる。一般人では蓮舫議員の戸籍謄本をとることはできないが、弁護士資格を持つ者であれば可能である。蓮舫議員の今までの発言はここのところを上手に避けてきているような気がする。

こういう事態においてもほとんどイカれている東京新聞の女記者と、競うように内閣いじめ質問を連発する蓮舫議員は、内閣と握って視聴者のガス抜きをするエージェントなのかと深読みをしてしまう僕はおかしいだろうか。

#362 コロナで変わる会社、大学

2020-03-24

今まで在宅勤務は本気で取り組まれてきたかといえば、本気でなかったが、コロナの影響で世界的に在宅勤務が注目されて取り組まれていくような感じである。パソコンとインターネットアクセス機器とを持ってノマドをやっている人は多かったが、それはあくまで一人で独立して移動オフィスをやっているみたいなもので、フリーランスの世界のことであったが、今回の在宅勤務は電話会議とグループウェアを中心とした分散会社システムのことであるので、社会が根本的に変わるような気がする。これによって真の意味でのグローバルカンパニーが登場するのではないだろうか。

東京大学は4月からの講義を全面的に遠隔教育システムに移行する。ZOOMというシステムが便利なのでそれを利用する。来年の4月からの出来具合にもよるが、マーケットシェアはおそらく100%になるのであろう。遠隔教育システムを自前で作っていたのに、がっかり。方針をZOOMをいかによくするかに変更した。 

#358 コロナウィルスについての感想

2020-02-26

全日本的にすべてのことが自粛ムードになって、おそらく3月は最低でも2週間、最悪では4週間日本の経済活動が停止することになる気がする。年末年始を思い出せばよい。飲食業や旅館ホテル業だけでなくほとんどの企業が影響を受けるだろう。仕事の形態もインターネットを使った在宅勤務がはじめて一般的にみとめられるようになるだろう。多地点テレビ会議が当たり前になる。

コロナにかかってもかかったことを意識せずに治ってしまう人も多くなるであろう。どこの国の統計を信じれば良いのかまったく疑問だ。すでに日本で1万人以上がかかっているという人もいる。インドは感染者がいないというが、スパイスの強いカレーを食べているからだろうか。インターネットの時代で誰でも発信できるので、なんでも言い放題である。こういう時代のリーダーとは力を持った人のことではなく、知恵を持った人なのだとつくづく思う。

#355 国民総背番号制度は悪なのか

2020-02-13

国民総背番号制度は悪だと言われて久しい。個人情報保護も厳しさを増している。しかし便利になることの方が多いのでもう一度積極的に進めるべきではないか。

例えば本当の番号は誰にも公開せず、その番号を元にして用途別に違う番号を発行して、それぞれが使うというのがいいのではないか。そうしているうちに企業が勝手に紐付けをするかもしれないが、それは個人の同意をいちいち得ながら進めていくべきであろう。3つの病院にかかっていても診察券番号は違っているのでデータベース的には同姓同名の人が3人いることになっている。漢字名、よみがな、生年月日、性別ぐらいで1億何千万人を区別することはできるのではないか。

#349 成田と羽田の未来

2020-02-04

成田空港は2本の滑走路を3本にするそうだ。羽田空港は離発着のコースを変更して離発着の回数を増やすことにするそうだ。でも利用者としてみていると長期計画がはっきりしない。

日本の関東圏にはもう一つぐらい大きな空港が必要なのではないか。成田と羽田に加えて、米軍横田基地を米軍と民間航空機で共同使用して、都内から鉄道と高速道路でアクセスできるようにするのがいいのではないかと思う。あとは羽田の埋め立て拡張、成田の土地買い増しによる拡張も同時に考えてもいいのではないか。ロンドンやパリ、ニューヨークに行くたびに東京の貧弱な空港のことを思ってなんとかしなければならないのでないかと疑問に思う。

#338 日産ルノーその後

2020-01-29

毎日新聞の経済プレミアに面白い記事が出ていた、1月25日付で、『「ゴーン劇場」で見え隠れする仏政府との深い因縁』というのがあった。この記事は大変よく書けており、驚いている。

https://mainichi.jp/premier/business/articles/20200123/biz/00m/020/009000c

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