nishi.org 西和彦のコラム

デジタルグッズ

#31 二子玉川の蔦屋家電に行ってきた

2015-06-26

二子玉川のバス停のとなりにある蔦屋家電にいってきた。インターネットでもたくさん報道されているので有名であるが、カルチュアコンビニエンスクラブが運営しているTSUTAYAの一番最高級の電子グッズ、生活グッズのセレクトショップである。台湾の台北にもそういう店があったが、蔦屋家電の場合はスケールが違う。チラッと見に行くつもりだったのに2時間半も店にいてしまった。アイデアと想像力に満ちたいろんなデジタルグッズや家電と書籍や音楽やビデオが陳列されて売られていた。展示品を買うことができるMoMA(ニューヨーク近代美術館)のようである。代官山の蔦屋書店ができたときにとても驚いたが増田宗昭社長のイマジネーションはここまで進化したというべきか。展示品を売っている美術館だ。東京で一番おしゃれな百貨店は日本橋の高島屋と三越、新宿の伊勢丹であるといわれている。そのそれぞれの百貨店に時々行くが私のような情報世代にとっての百貨店になるのだろうか。一部の人たちだけが支持するセレクトショップで終わってほしくない。丸善なども店内のレイアウトを再考されてはどうか。ITOYAが文房具や知的生産活動の書籍を文房具の横で売っているような感じであった。情報としての本とその本が指し示す実物が並んで売られているということに強烈なインパクトを受けた。

時を同じくしてヤマダ電機がリストラで11店舗閉鎖という報道がなされた。家電の安売りの世界は厳しいようだ。プレミアム家電を扱う蔦屋家電はビジネスとして大成功を収めるのであろうか。その鍵は店員にあると思う。山ほどの商品知識を持った博物館の学芸員のような店員が客の質問に丁寧にしっかり答えることができる売り場であれば、大成功するであろう。ヤマダ電機の店頭に行って何を聞いてもほとんど答えてくれない店員や違う会社のものを薦める店員をみたらその会社からの派遣社員だったりする。インターネット時代にアマゾンや楽天でクリックでモノを買うというサービスの対極にヒューマンサービスを売り物にした店員が対応する蔦屋家電はインターネット時代のクリックに対抗する究極のモルタルソリューションであるといえる。この業態はなくならないであろう。こういうトンがったプレミアムセレクトショップを発案することができる増田社長の生活スタイルに興味を持ってしまう。どんな生活をしているのか幻冬舎のGOETHEややんちゃジジイのMADUROが特集を組んでくれたらいいのに。

#25 ドローンその3 死刑になったのはドローンオペレーターではなくドローンそのもの

2015-05-15

首相官邸にドローンを打ち込んだ奴が死刑になる、と私は書いた。しかし公安警察は死刑にする値打ちのない奴だと判断したのである。威力業務妨害で一件落着にするつもりなのであろう。長野県善光寺で15歳の少年がインターネット中継をやって、やってくれた。警察に注意された帰りに東京でまた国会周辺であばれてくれた。これらの行動のおかげでドローンに対する規制が強化されることになった。皇居や国会、最高裁判所、首相官邸などの上を飛んではならない、ということになった。こんな制限で終わるはずがない。落ち着きどころは日本のあらゆる私有地の上空150メートル以下に侵入禁止になるであろう。つまり、ドローンがとぶなら150メートル以上。では150メートル以上になるまではどうすればよいのか。公有地の上で150メートルまで上昇するか、または、私有地の上なら上昇と下降なら良いとするか。世界的にドローンを規制しようとする動きがある。私はマンションに住んでいるが窓からいつもドローンが飛んでいないか気にするようになった。夜も朝も昼も。昔は偵察衛星かハップル望遠鏡が覗いているのではないか、心配していたが、もしかしてではなく、必ずドローンは盗撮にやってくると思う。こうゆう心もとないドローンオーナーの行動がドローンを禁止する法律を作らせたのだ。覗き見は即時逮捕される。不法侵入も即時逮捕される。ということは、住宅地でドローンを持って飛ばした瞬間に逮捕されるということである。

卒論のテーマを決める季節であるからドローンを撃ち落とす機械を開発させようと思う。10×10でスピーカーを並べてフェーズアレーを作りそこに大電力を流して、振動音を発生させ、ドローンを撃ち落とす迫撃砲にするやり方。

次に、炭酸ガスレーザーの大出力のものを買ってきて炭酸ガスレーザーを照射してドローンを焼き切る方法。しかしこの方法はドローンだけでなくいろんなものを潰すことに使えそうだから、作ること自体が犯罪に問われることになるだろう。

3つ目が大きめのドローンを3機ぐらい使って網を貼り、ドローンを生け捕りにする方法。3台のドローンが連動して動く、ドローン生け捕りシステムが一番良いと思う。空中で捕獲したドローンの所有権は一体誰のものなのだろうか。ドローンを捕獲して分解して再活用したら、犯罪になるのだろうか、などなど。ドローンで楽しませてもらっている。という話をしていたら、隣の席に座っていた人が、「屋上に猿を飼ったらいいのよ。」と言った。思わずどういう名前にしようか、と言ってしまった。中国製のドローン3台と鳥を生け捕りにする網のセットをインターネットで発売したら売れるのではないかと思った。高級ドローン生け捕りキット。 パトカーのカーロケセンサーみたいなもので、ラズベリーパイにカメラをつけてドローン発見ソフトを作ってみようと思う。窓に貼っているだけでドローンが来たら音が鳴る。9900円で1万台くらいは売れるだろうか。

#23 官邸ドローンその2

2015-04-28

ドローンの犯人が捕まった。放射能に対する怒りがその原点だという。威力業務妨害で捕まった。「大したことではないではないか」という論調である。私はそうは見ていない。というのは動いているのが公安警察だからだ。オウムの捜査を行った部門である。いきなり警察庁長官が記者会見をしていた。これは警察内部がテロも想定して動いていたことを示している。福島に反対するだけで誰があんなドローンを3台も買うだろうか。スポンサーは誰なのだろうか。疑問は尽きない。

#21 官邸侵入ドローンの犯人は死刑になるかも。

2015-04-24

とうとうやってくれたわ。恐れていたことが起きてしまった。これで日本のアマチュアドローンは終わるかもしれない。こんなことしないでマニアだけがこっそり飛ばしていればもっと長持ちしたのに・・・

MITにいるときに、実はドローンもやっていた。10cm×10cm×10cmの超小型のドローンで、ペンタゴンに補助金を出してもらおうと思ってお願いにいったら、「お前は日本人だからダメ」と断られてトホホしていたら、それはオレが代わりにやってやると、引き取ってくれた人がいたので、今ではもう実用化されて戦争で使われているのだろう。私の秘密保持契約も切れたことだし。

NHKの報道は「ハードディスクを積んでいる」と言っていたが、実は「遠距離用の無線ブースターだった」ということだ。警視庁はブースターとハードディスクの区別がつかなかったということになる。とても恥ずかしい話だ。オウムのサリン事件を思い出した。セシウムを含んだ液体が搭載されていたということだ。発煙筒からケーブルが伸びておりリモコンで発火発煙するように見えた。これがもしサリンが積まれて官邸に落ちてきたと考えるならば恐怖感を感じる。そういったことが二度と起きないように警察と司法は今回の犯人を探し出してかなり重い刑に処するのではないか。放射性物質を官邸に打ち込んだ行為は、殺人罪よりもテロ未遂と言われてもしょうがないだろう。テロ未遂はどのような刑が待っているのか。刑法199条で殺人は死刑もしくは無期、もしくは5年以上とされている。未遂も同じようなものだ。裁判員裁判では軽くなるが、司法に見せしめという意図があれば死刑になってもおかしくはないのではないか。そうしないとやってみようと思う人が次々出てくるのではないか。

ドローンに興味があって大学院の院生に卒業制作で大学の4Kビデオなどを作っていたが、それ以上の活用の仕方はさすがに考えなかった。私がやってみたいのはドローンを大量に使って空飛ぶジュータンを作るということだ。アラビアの千夜一夜物語の世界だ。15×15のマトリクスで空飛ぶジュータンを作れば、225個のドローンだ。Phantomは約8万円だから225×8で、約2千万円だけど、メーカーに交渉すれば安くしてくれるかもしれない。15×15の格子の上にペルシャジュータンでも買ってきて乗せればかっこいいだろう。電池の持ちが悪いから発電機を乗せてガソリンで発電しながら飛ぶ。そこらへんをこちょこちょ改造すればかなり飛べるジュータンができるのではないか。発電機とガソリンを乗せたらヘリと同じという人もいるだろうが、10m×10m×30cmのジュータンだからこそ意味があるし、夢がある。そのうち誰かが必ずやるだろう。アラブ の人だったりして・・・

「現在開発中のアメリカの次世代戦闘機が最後の有人戦闘機となるだろう」と国防長官が発言したそうだ。ということは偵察用に空を飛んでいるドローンではなく戦闘用の飛行機としてドローンが使われるようになるのだと思う。現に偵察用のドローンに空対地ミサイルを載せた使い方を中近東ではしているではないか。このドローンを迎撃するためにドローンが開発されている。ドローンに空対空ミサイルを搭載すればこのシナリオはにわかに現実化する。それは2020年には常識となっているであろう。とにかく10万円もしない安価な機器で恐るべきことが可能になった時代なので政府が戒めの意味を込めて今回の犯人を捕らえて死刑にするようなことになれば、困ったことだ。

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