ヘルスとメディカル
#736 日本のワクチン注射はおしまいのような気がする
2022-09-21効かないワクチンを無理やり打っているような気がする。4回目を打たない人が周りに多すぎる。3回目まで打って副反応に苦しんでいる人も多い。効くといわれているイベルメクチンはなぜかダメとなってしまった。国の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の議事録はしっかり残してもらってそのうち 過去にさかのぼって検証しなくてはならないと思う。
#717 稲盛和夫氏がお亡くなりに
2022-08-31京セラとKDDIを創業し、日本航空を再建された稲盛和夫氏が亡くなられた。個人と稲盛財団とで1500億円の資産を残されたという。しかし、亡くなったのは大病院でなく、自宅で、老衰であったという。出家された宗教者の最後として立派ではないか。今の時代、老衰で死ぬということこそ最高の死に方のような気がする。偲ぶ会のときに飾られる勲章は何なのだろうか、興味深い。
#700 コロナが多くなった仮説
2022-08-03コロナの感染者が増えている。どうしてこんなに増えるのかを考えてみた。コロナワクチンを打った人の免疫が下がって、コロナの感染に耐性がなくなっているのではないか、ということが考えられる。自分も3回打ったが、毎回副反応がすごかった。コロナにかからないように気をつけて、4回目は打たないことにした。
#593 3回目のワクチン
2022-02-04色々考えた挙句、3回目のワクチンはファイザーなら打つ。他のものだったら副反応が強すぎるので私は打たないということにしようと思う。ファイザーが打てるところが少ないので困っている。
#577 コロナワクチンはどうあるべきか
2022-01-19有名ワクチンメーカーの人たちがデルタのワクチンは、オミクロンに効かないと言っているそうだ。スパイクの形や抗体の種類が変わってもユニバーサルにコロナに効くワクチンのメカニズムは何なんだろうかと、ニューイングラインドジャーナル オブ メディスンが論じている。私もまったく賛成で メルボルン大学研究チームの報告にあるように、T細胞関連の応答が確かな防御力を発揮するという。興味深い。
#558 糖尿病の薬を変えたらインシュリン注射がなしになった
2021-11-17もう20年以来インシュリンの注射をやってきた。今年はインシュリン発見100周年である。ところが糖尿病の薬を新しい薬に変えることによって、インシュリンの量を1日100単位からゼロにすることができた。ドクターはこの結果に驚き、「西さんの寿命は10年延びましたね」と言われた。インシュリン打ち続けていたらいくつぐらいでコロリでしたかと聞くと「75歳くらいか」と。あと20年85歳まで生きれるのであればこんなにありがたいことはない。ボーナスの75から85に何をするのかを真剣に考えてみたい。
#544 コロナの発症数が減っている
2021-10-21テレビの報道によればコロナの感染者数が減っている。しかしその理由ははっきりとはわかっていない。なぜなのであろうか。選挙のために数が少なくなっていないことを祈る。
#532 イベルメクチンは効くのか
2021-08-18イベルメクチンは効く、という話とイベルメクチンは効かない、という話が出ている。イベルメクチンが効くならば、一番困るのはワクチンメーカーである。数兆円の利益がかかっている。たとえウソでもイベルメクチンは効かないという宣伝をしないといけないのだろう。インターネットの記事のアーカイブを貯めているところだ。おそらくイベルメクチンを潰すために、関係各所にインセンティブを配りまくって、ワクチン利益共同体が生まれているのではないだろうか。ワクチンメーカーの手口を注目する必要があると思う。
#523 コロナに水素が効くそうだ
2021-07-28コロナにかかって免疫システムが動きサイトカインストームが起こり、これによって肺が重度な炎症を起こすようだ。サイトカインが分解し活性酸素となって肺細胞を痛めつけるのだ。この活性酸素を中和する最もシンプルな素材は活性水素である。コロナで苦しんでいる人たちに活性水素を与えることが役に立つのではないかと考えている。
#488 ワクチン接種の案内がきた
2021-04-28今日、東京都からCOVID-19のワクチン接種の案内がきた。65歳だから優先されたのではないか。ありがたいことだ。それを機会に今後の日常生活がどうなるのかを考えてみた。
ウィルスの変異を折り込んだ毎年新しいワクチンが発売され、それを人々が毎年接種するようになる。有料か無料かわからないが、おそらく無料になるのではないか。そうしながらコロナの絶対的な感染者の数は次第に減っていき、人々はマスクをつけた生活が当たり前のものになり、マスコミ的にはコロナのニュースが減っていくのだろう。
コロナウィルスの大きな問題はサイトカインストームによって肺炎が引き起こされ、窒息死のような形で死に至ることである。肺炎を治療する薬が必要なのであろう。これはワクチンではない。この研究も格段に進むことを期待したい。
#482 コロナ検査のこれからを考える
2021-04-08コロナ検査の値段はどんどん下がっているみたいだ。5000円を切るところまできているらしい。この調子でいけば1000円以下になるのは時間の問題という認識を持っている。
コロナ検査の結果が出るまでの時間は、1日という病院もあれば、1時間半で結果が出るという病院もある。これも短くなりつつあるみたいでよいことだ。
吉野家の牛丼みたいに「早い、安い、うまい」という感じになるのだろう。そういう時代にコロナ検査をどう活用するかが変わるだろうし、問われる。
#478 コロナはどこで感染しているか
2021-04-08コロナがうつっているのは会食ではないような気がする。コロナがうつっているのは通勤の電車の中ではないかと思っているが、マスコミは何も報道しない。パニックにならないよう忖度しているのだろうか。
#465 私の考えるコロナの課題 その3
2020-12-30知り合いの人がコロナになった。その人から連絡があって、真剣にどうしたらいいか考えた。コロナ感染によって起こるサイトカインストームを抑える方法に活性水素が有効であるという記事があり、活性水素サプリメントを大量に摂取すればいいのではないかと本人に伝えた。その人はウィルスはプラスなのに、症状はなしだったそうだ。数ヶ月してウィルスもネガティブになったという。私はこの方法がすべての当てはまるとは思わないが、これからこういうレポートがたくさん出てくるのではないかと注目している。
#464 私の考えるコロナの課題 その2
2020-12-30コロナワクチンが続々と承認されて出てきている。自分もいつか打たなければならないのだろうが、いまのところ怖くて打てない。副作用が心配なのだ。そのうちコロナウィルスが変化し、すぐにワクチンが効かなくなってしまうことも考えられる。どうしたらいいのか。素人の考えであるが、コロナがいかに変異しようとそれに対応した新しいワクチンが迅速に作成できるような枠組みのワクチンの開発が望まれるし、そういう開発をしているところを素人なりに探してみようと思う。
高速なコロナ感染検出試薬と変異対応なワクチン。この2つがコロナの救世主になるのではないか。
#463 私の考えるコロナの課題 その1
2020-12-30コロナウィルスの蔓延が止まらない。危なっかしいところはマスクを着けて移動している。マスクでは足りないかもしれないので、宇宙服のようなゴーグルを探している。バイオ戦争の映画などに出てくる様なヤツである。ドイツ製がいいかも。それに酸素ボンベなどもつけるとさらにいいかも。
最速で対応しなければいけないテーマは、コロナにかかっているかどうかの検査の結果が直ちにわかるということではないだろうか。30分以内にウィルスの感染があるかないかが分かれば、イベントや飲食に使える。とりあえず入り口で調べて、飲食やイベントに入ってもらう。もし感染していたら、然るべき対応をとればいいわけであり、その場所から感染が拡まるということを防止することができる。この検査がいくらまで安くなるのかが鍵だろう。
#446 ヒトゲノムを考える
2020-11-24人間のゲノムを全部読んで医学的な診断を行うサービスがはじまっている。ひとり1回66万円だそうだ。この値段はこれからどんどん安くなっていくだろう。そうすれば遺伝子診断ということが、当たり前の時代になってくるだろう。現在は読んだ部分を見て診断が終われば残りのゲノムの情報は捨ててしまうそうだ。もったいない。なぜかというとゲノムの情報は究極の個人情報だからだそうだ。このゲノムの情報をデータベースとして全国民の分を誰がどのように保管管理して活用するのかということが問われている。色々なところでそのような試みがなされているようだが、国際的に互換性のある形でそういうことが実現すればありがたいし、夢のある話だ。
#438 日本先端大学(仮称)の研究テーマ(その1)「抗生物質」
2020-11-17現在の薬学の研究のなかではあまり人気のない分野の研究をまじめにしていきたいと思っている。その第一は抗生物質の開発である。2050年における死亡原因の一位は薬剤耐性感染症であるといわれている。抗生物質が効かない細菌が増えるのだ。そういう抗生物質を製薬会社が作らなくなるそうだ。儲からないからである。それを大学で本気で開発するのだ。
#423 コロナはあと何年か
2020-10-07コロナの抗体を調べるキットを手に入れた。まわりにいる知り合いをかたっぱしからテストしたが、全員陰性だった。ありがたいことだ。自分が気をつけていればコロナはかなりの確率で感染から逃げることができるのではないか。ただ油断は禁物である。
今年の冬を睨んで第三波、四波、五波がやってくるかもしれないが、 だんだん人々の理解と対応によって感染が減っていくのではないかと期待している。それでもワクチンの完成には少なくとも1年はかかるのではないか。来年の今頃にワクチンが出てきて、冬のコロナが鎮まることを願って、少なくとも1年間は自重しようと思う。
#411 ヒトゲノム研究の可能性
2020-08-14最近ヒトゲノムを全部読む機械のことを集中的に学ぶ機会があって、驚いたことがたくさんある。
まず、一番最初に驚いたのは、DNA、RNAによるタンパク質の合成プロセスのことだ。こんな複雑なエレガントなシステムを作ったひとは誰か、ということである。それは神様だ、という言葉で片付けてしまうのはもったいなさすぎる。
それぞれの人が自分のゲノム配列を安い値段ではやく読み出しが可能になるのはもう直ぐ時間の問題である。そのゲノムセットに対して病原菌や毒性の化学物質がどう影響を与えるのか、のシミュレーションも可能である。癌やアルツハイマーや老化などもゲノムレベルでメカニズムがわかれば世の中は大きく変わるだろう。
だからゲノム研究のための安価なスーパーコンピューターの出現が期待される。といっても数億円はするだろう。
#410 スパコンでヒトの脳のシミュレーションはうまくいくのか
2020-08-14富岳が可能にする新しい研究テーマとしてヒトの脳のシミュレーションがある。このテーマは世界中で最先端の研究者が長い間取り組んできたことである。とりあえず線虫やとりあえずネズミやとりあえずヒトの小脳などの研究はあるが、ヒトの大脳まではまだ結論がでていない。この分野に政府のお金もでているが、規模を10倍くらいにしてもらって、日本の脳科学が世界一になるようにしてもらいたい。
#402 コロナ時代の新しいホテルのカタチ
2020-08-04コロナはなくならない段階に来たと思う。リゾートホテルはボロボロである。その中で逆に客が増えているホテルもあるそうだ。マンションタイプではなく、一戸建ての離れタイプだそうだ。ブッフェスタイルではなく、個別にお部屋で食事するタイプだそうだ。もちろんハイエンドかもしれないが、予約はずっといっぱいらしいと軽井沢で聞いた。そういえば熱海も高級志向の宿はいっぱいらしい。箱根も勝ち組と負け組がはっきりしているそうだ。コロナ時代に向けてホテルの設計も見直さなければならないだろう。
#399 コロナのワクチンの可能性
2020-07-28コロナだけに効くワクチンというのはなかなかなく、できるとしたらRNAで効くワクチンがいいのではないか。すべてのインフルエンザに対して有効になるだろう。この分野の調査をしている
#393 日本でのワクチン開発は絶望的なのか
2020-07-14ノーベル賞の偉い先生が日本でワクチンを開発すると総理大臣が言っているが、馬鹿げていると発言をされていた。ワクチンの世界とは門外漢であるので、間違っているかもしれないが、こんなことを言ったらそこで終わってしまう。最後まで可能性を否定しないでほしい。日本でワクチンの開発のプロジェクトがあるならば、投資してもいいかなと思うようになった。もし万一うまくいったらビル・ゲイツ財団に頼んでたくさん作ってもらって、世界中に配ってもらうのもいいかもしれない。なんでもできないと思ったらそれが終わりではないのか。
#375 ビル・ゲイツ「ワクチンなしに日常は戻らない」
2020-06-112020年の7月号の文藝春秋にビル・ゲイツの記事の翻訳が載っている。大変素晴らしい記事で一読をお勧めしたい。内容は複数個のワクチンの開発に協力する、たとえ二つぐらいしか残らなくても、数千億円が無駄になっても自分はやるという決意表明である。とても素晴らしい。ノーベル医学賞かノーべル平和賞どちらをもらうのだろうか。
#371 一連のコロナの感想と対策
2020-05-26緊急事態が解除されてとてもうれしい。しかし、第2弾第3弾、第4弾は必ずくるだろう。究極は全員が抗体を持つまで気を緩めてはならない。抗体を持つにはかかって治るか、ワクチンを摂取するしか方法はない。これを真剣に考えるべきではないか。それまではなるべく感染しないような万全な配慮を継続して行うしか方法はないのではないか。毎日体温と脈拍とSPO2などのバイタルサインを記録するようになった。体温が少しでも高いと感染したのかとビクビクしている。あといつ死んでもいいように遺書を書き始めた。新しいショッキングな経験である。来月に入ったら捨てるものは捨てよう。ホスティングサービスの会社に100年契約でもして、自分が生きていた証を残したいとも思う。そんなことしてもたった100年しか残らないので結局は無意味かもしれない。
#360 コロナウィルスから身を守る方法
2020-02-26身体に入ってくるウィルスから身を守る方法は、1番はマスクだろうと思う。2番目はエアマスクがよいのではないか。エアマスクとは 胸に刺すサインペンのようなクレベリンのパッケージである。この二つを外出の時にはしている。
#352 コロナウィルスに学ぶ
2020-02-13ロシアの検疫体制が進んでいてロシアへのコロナウィルスの汚染が止められているということだ。日本をはじめ各国の対応を詳しく研究して次のウィルスの蔓延に備える必要があるみたいだ。日本はチャーター機を飛ばしたりして、日本政府は努力をされている様だが、ロシアやアメリカ、英連邦各国の方が徹底している様な気がする。今までの長い歴史のおかげなのだろうか。
#344 コロナウィルス報道を分析して
2020-02-04WHOの発表を見ていると明らかに中国政府に対して配慮した発言が目立つ。まぁ仕方がないのだろうが、読んでいる人にもわかる様な発言であるのでその部分を割り引いて理解できるのでありがたい。こういうのを国際社会における大人の対応というのだろう。
それ以外の学術的な発表に関しては世界で一番信用できそうだ。ワクチンを作るプロセスがよくわかってありがたい。そのうちワクチンが発見されたり、作られたり、するのであろう。それまでは海外出張を含めて静かにしておかなくてはならない。
#337 コロナウィルスの論点
2020-01-29インターネットの情報で勝手なことを言う人が多すぎる、というのが私の感想。しかし論点としては何だろうかと考えてみた。
その1。発表された感染者と死者の数は実数の何分の1なのかが興味深い。10〜1000の間のどこかだろう。そのうち頭の賢い誰かが必ず記事にするだろう。それを待っている。
その2。コロナウィルスに関して最も信用できる正確な情報はどこにあるのだろうか。私はWHO(世界保健機関)のウェブサイトでないかと思っている。
https://www.who.int/emergencies/diseases/ebola/drc-2019
#218 おことわり
2019-03-26私は医師ではないので、この医療に関する内容は一般の人に向けて医学を論ずるものではない。医学のまわりにいるエンジニアとしてエンジニアリング的な考え方が医学に応用できないかどうかの個人的な考察だと考えていただいて、お許しいただきたい。IoTの分野としてメディカルは避けては通れない分野であるという認識はある。
#217 糖尿病の次のインデックス
2019-03-26糖尿病というと血糖値がいつも問題になる。それとともに使われているのはヘモグロビンA1Cという指標である。大体過去3ヶ月の血糖値の平均を表しているといわれている。ほとんどの医学論文はヘモグロビンA1Cを使っているので、この数値なしには糖尿病を論じることはできないだろう。しかし、私は月に一回病院にいって2〜3ヶ月遅れのヘモグロビンA1Cで話をされることに違和感を感じてきた。先月頑張って血糖調整をしたのに全然評価されないことが多い。それよりも1〜2週間の結果であるグルコアルブミンの値を使う方がよいのではないかと思う。現在実験中である。
#216 ガン治療の方法論
2019-03-26ガン研究の専門家の話を聞いた。まず体の中にガン細胞がいくつあるのかによって治療法が異なるそうだ。外科治療、放射線治療、抗ガン剤、免疫治療、赤外線治療などがあるそうだ。まず、ほとんどのガン細胞を外科的に切除することが第一段階。次は残ったガン細胞を免疫細胞でやっつけるのが第二段階。昔は免疫だけでガンを直そうとしていたときがあったみたいで、うまくいかなかった。また放射線治療は必要なところ以外のところにも被曝をおこし、たいへんである。体の奥にあっても必要な部分だけをアタックできる粒子線治療が注目される。陽子線や炭素線などがあるが可能性に注目している。この粒子線治療でかなりの部分を切除した後に免疫治療を行うことが効果的ではないだろうか。
#215 MRIを使ったデジタルボディー計測計画
2019-03-26MRIを使って定期的に人体を1ミリスライスでデジタイズして記録することを年に一度ぐらい続けることによって基本的な人間の体のデータベースが可能になるのではないか。それぞれのデータベースは骨を中心に誤差を修正し、その比較をし、AIを使って診断をすることによって新しい可能性が開けるかもしれない。
#214 初期のガンの免疫療法
2019-03-26免疫細胞二つでガン細胞一つをやっつけることができるそうだ。ガンの段階がステージ0やステージ1ならば比較的簡単にガン細胞をやっつけることができるみたいだ。だから線虫を使った初期のガンの発見と免疫療法の組み合わせは効果的かもしれない。
#213 線虫を使ったガンの発見
2019-03-26人の尿一滴を線虫の近くに充てると、ガンの人の尿に線虫は近づいていくということがわかっている。ガンでない人の尿からは遠ざかっていく。この現象を利用した尿検査機は九州大学と企業の共同研究で開発されているらしい。私が興味を持つのは尿の中の一体どのような成分がガン由来なのか、ということである。これを発見することができたら面白い。
#193 IoTとメディカル応用の入り口
2019-02-13最近メディカルとIoTのことを考えていてこういう風にすれば患者さんにもお医者さんにも看護師さんにも喜んでもらえるのではないか、という入り口を思いついた。
健康保険の診療は月に一回のペースでやってくる。1週間に一回はダメ。月に一回の血液検査より毎週の血液検査の方がより早く健康状態を把握することができるのはあたりまえだけど、保険の対象にはならないので、ダメ。ここに少し高くても自分で測ることのできるIoT検査機と検査試薬を使ってその結果をクラウドにアップするシステムを作るのがいいと思った。毎日測るバイタルサインである体温、血圧、脈拍、SPO2などはモニターしていると自分でも心強い。白血球の値やCRPの値が自分でわかれば病院に行くことの緊急性も判断できる。そういうことに対して毎週主治医が月一回の診察よりも短い時間で患者をケアできるのであればこんなに素晴らしいことはない。これを切り口にIoT検査機器を作ってみよう。
#120 卵を食べて120歳まで長生き
2017-11-15最近90歳なのにどう見ても70代にしか見えない人にあった。ご婦人も70代のような感じである。 「若さを保つ秘訣がなにかあるのでしょうか」と聞くと、「毎日卵を五つ食べています」ということであった。 夫婦そろって若いということは共通した何かが原因で加齢が進んでいないのであろうと想像した。
卵はタンパク質スコアが最高の食物である。卵が体のなかで分解されてアミノ酸や核酸になる。 核酸のATGCが十分にあるという状況が細胞分裂のときに必要なのだそうだ。 これがない人がいた。ベジタリアンだったスティーブ・ジョブズである。 DNAのコピーミスによって発ガンしてしまった。逆にコピーミスの低いDNAがたくさんあれば、 細胞はそのもてる寿命いっぱいまで生きることができる。 70年以上豊富なタンパク質環境でDNAのコピーエラーが少なかったことが長寿と若さの理由であるような感じがした。 私はいままで卵を朝一つしか食べていなかったが、とりあえず三つ食べることにした。 仮説だけではなく実際にこのことを検証してみたいと考えている。
#84 ガン治療の新しい試み
2016-09-14最近週刊誌にガン治療のことがよく出るようになった。私は医者ではないので偉そうなことは言えないが、ガン治療についていろいろ調べてみたので書いてみる。私とガン治療は一本のメールから始まった。今から25年前ビル・ゲイツのお母さんがガンだということで日本のガンの名医を調べて欲しいというリクエストのメールがきた。医療コンサルタントを雇って当時のガンの研究者をリストアップすることからはじめた。当時約2000人ぐらいの医者がガンの研究をされていた。あいうえお順に調べていくとこの人はすばらしそうだと思われる人が見つかった。京都大学医学部の教授であった内田温士博士であった。内田先生の研究はATK療法といい、NK細胞を活性化させてガンをやっつけるものであった。ビル・ゲイツのお母さんの主治医と内田先生との打ち合わせはうまくいかず結局ビル・ゲイツのお母さんの血液のサンプルを京都大学に運ぶ役、すなわち日帰り出張の役を私はかってでたがそれで終わってしまったが、ビル・ゲイツのお母さんは不幸にもガンで亡くなられた。
その後内田先生のATK療法はさらに進み、勅使河原先生、大久保先生に受け継がれANK療法として免疫療法は、今では外科療法、放射線療法、化学療法に続く第4のガン治療としての地位を確立しつつある。
ガンは免疫活性が低いと大きくなってしまうということが言われている。なので、免疫をあげることを研究することが必要であると考えた。免疫活性剤は漢方や西洋薬を含めて100種類くらいあるといわれている。どれを選ぶかは大きな問題ではあるが、免疫活性剤を使わないでも免疫力を高める方法がある。それは体内に多量の活性水素を取り入れることである。それには今何かと話題になっている水素水や、また乳酸菌にオリゴ糖を大量に摂取するとオリゴ糖が水素に分解されるということが最近言われるようになった。
免疫の高い状態、つまり「元気」であるということは体が持っている本来の状態の力を十分に発揮すればいいということになる。
ガンの発見については、いろいろな試験薬やX線やCTスキャナや、MRIなどがあるが撮影される画像の解像度がネックであった。ガンが1ミリよりも小さいときに見つける方法はないのかと考えていたら、九州大学が線虫を使った初期のガンを発見する方法を発明した、という報道があった。私は線虫発見法とオリゴ糖と乳酸菌、もしくは活性化したリンパ球によってかなりのガンを初期であればやっつけられるのではないかと考えている。
最近のガン治療のスーパースターは重粒子線である。これは炭素の原子(C16)をサイクロトロンで加速してガンに向けて照射し潰す方法である。重粒子線やガンマ線、陽子線などの各種線源を使った進んだ放射線療法がこれから注目される。この放射線療法と免疫治療を組み合わせると転移したガンは免疫治療で抑えることができ、中期のガンに対して有効ではないか。
それでは末期のガンに対してどうしたらよいのかということについては、これはほとんどの場合医者もさじを投げるが、大量の活性水素剤の投与と、大量の活性化された免疫細胞の投与が有効ではないかと考えている。もし私が末期ガンであるならばそういう治療をお医者様にお願いしようと思っている。さらにアメリカでは最新のもっと進んだ分子標的薬などを使った治療法があるということであるが、一人当たり数千万円かかるということなので、一般化するのはまだ時間がかかるであろう。自分なりにガン細胞のことを調べてみて、週刊誌の記事はいい加減だなと思った。
#72 水素水の発表についての疑問
2016-07-01国立健康・栄養研究所が「水素水は効果なし」ということを調べて発表した。私はこの発表に喧嘩を売るつもりはないが、もう一度この発表や最近の水素水ブームの本質についてしっかり考えてみたいと思う。自分は化学と物理と生物が大好きであった。中学高校大学と大学院と多かれ少なかれ、この基礎知識で生きてきた。いろんな人がいろんなことを言うのは自由でいいけれど、私の主張は次のとおりだ。
水素水の効果はある。なぜなら、体の中の脂質が酸化しているということが健康に対して悪影響を与えていることは誰もが認めている。この過酸化脂質に対して水素を当てれば還元反応が起こり酸素と水素が結合して水になる。こんなこと誰でもわかることではないか。水素水というものが存在するのであれば、その水素水の存在時間はどのくらいなのかということを調べる必要がある。つまり水素が溶けた水から水素が抜けてしまう時間を計る必要があるのではないか。水素の入っているボンベの問題は、ボンベの鉄分子の間を水素分子(H2)がすり抜けてしまって漏れるということだ。鉄の分子配列の間隔と水素分子の大きさとを比べてみる必要がある。これは化学の入試問題みたいなものか。いろいろな水素発生機の中にはちゃんと水素を発生しているものもあるだろう。しかし発生した水素が水から抜けてしまっているのが、現在市販されている水素水ではないか。
水素ビジネスの鍵はこの逃げやすい水素をいかに逃がさないか、というセットアップと作ることではないか。それは液体に水素を溶かすことではなく、固体に水素を吸着させ、その固体を体内に取り入れやすくし、体内で水に溶解し、水の中の水素イオンという形で体中に循環させるということが必要なのではないだろうか。
だから私は水素水は飲まない。私は水素が入っているといわれているサプリメントを飲みたいと思う、たくさんの水と一緒に。別に実験したわけではないが、水素水は効かないという国立健康・栄養研究所の発表は水素の還元作用の可能性を否定するものであってはならないと思う。