nishi.org 西和彦のコラム

パソコンとスマホ

#275 マイクロソフトの最近のパソコン

2019-10-11

ウィンドウズ10Xが発表された。デュアルスクリーン向けのウィンドウズである。これを使ったノートパソコンとスマホのような2画面のデバイスが発表された。絶対買おうと思う。次は2画面のフルウィンドウズスマホ、その次は小さなフルウィンドウズスマホが発売されればいいのにと、思っている。マイクロソフトがこういうハードウェアを開発できる会社になったことが嬉しい。僕の時代には、半導体の開発なんてやめてしまえ、という時代だったから。

#270 人工知能を考える

2019-09-25

東京大学で取り組んでいるのはIoTであるが、人工知能を無視することはもはやできないので、取り組むことにしてきた。知識を記述する人工知能データベース用言語の整備を行ってきた。日本語だけではなく、英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語などに対応させることができ、各国語の辞書も整備することができた。ほぼ完成したといえる。そのうち発表したい。次に取り組むテーマはこの人工知能言語で書かれた知識を解釈実行するプログラムの開発である。質問を入力するとそれに答えてくれる問い合わせシステムを今から構築する。とりあえず決めたことは、言語はLISPで書くということだ。x86のタスクが並行して64個動くAMDのRYZEN CPUを使ったパソコンで動くようにしようと思っているが、CPUの数が増えても速度があがるようにアーキテクチャでやってみたい。これに加えてディープラーニングのためにプログラマブルなニューラルネットプロセッサを作らなくてはならないので、検討中である。とりあえず大規模FPGAでやってみるが、NPUという名前で呼ばれるようなアーキテクチャを開発したいという希望がある。マルチCPUと超パラレルのNPUのアーキテクチャの競争がこれから加速するという認識。

#263 35ドルのコンピュータのこれから

2019-06-11

大ヒットとなった英国のワンボードコンピューター、ラズベリーPiの後を追って類似の商品がたくさん出てきた。ARMのCPUの数が現行は4つであるが、これが増えたものが1つの方向。もう一つはCPUがARMではなくx86でフルWindowsが動くものもある。私はこれが大好きだ。では、東大のラボで何を作るのか。私が今作っているのは巨大なFPGAを搭載し、高速のBUS構造を持ったアーキテクチャをソフトウェアでプログラミングできるワンボードコンピューターを設計している。年内に発表し、試作品を世界中に届けたい。東大の生協と楽天と、amazonで。

#257 中国が報復でいじめるならどの会社

2019-06-04

アメリカがファーウェイをいじめている。ちゃんと理由があるという。それに対して次はどーなるのか。私は中国がアメリカの会社をいじめることになると予測する。その可能性は、アップルもしくはマイクロソフトのどちらかであろう。一番考えられるのはアップルである。部品のアップルへの供給を止める。中国でのiPhoneの使用をやめさせる。そしてその代わりにファーウェイを使うという指示を政府がするだけである。1、2ヶ月のうちにそうなるような気がする。

私はそういうことが起こっても何の影響も受けないようにする。シナリオを考え中である。

#252 中国のCPUとOSはどうなるのか

2019-05-28

ARMが中国締め出しを決めた。ついに来るべき時がきたとも言える。おそらく自社開発に切り替えるのであろう。これで約5年は遅れることになる。中国のスーパーコンピュータは中国製のCPUと言っているが、よく見てみるとあれはDECのalphaである。だから中国のスパコンはアメリカや日本にやがて再び抜き返されるいことになるのであろう。

Googleのアンドロイドも、ライセンスを停止するようだ。アプリが動かなくなる日が来る。中国の唯一の選択はLinuxになるだろう。そしてその中国スマホLinuxが逆に世界中に広まるかもしれない。

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