nishi.org 西和彦のコラム

西和彦の人生

#152 2018年後半からはじめる新規プロジェクト

2018-10-02

10月になった。後期にはじめる新規プロジェクトを決めたので、決意を持って公表したい。

1.人工知能システムの開発。IoTラボなのに人工知能もやらざるを得ない状況になってきた。最後発の人工知能プロジェクトであるが、MITのミンスキー博士にいただいた最後のテーマに真剣に取り組もうと思う。「コンピューターに常識をどう教えるか」ということである。

2.省電力アンテナを100本以上積んだ超小型人工衛星の開発。

3.メニコアプロセッサにおけるスケーラビリティの改良。これはイスラエルの大学との共同開発プロジェクトである。博士課程の学生を受け入れ。

4.ハードウェアとソフトウェアを組み合わせてデータベースソフトウェアの速度を1000倍くらいはやくする試み。詳細は秘密。

5.フルウィンドウズベースのスマホの開発。まず機能モデル。次にそれに使うワンチップ半導体。台湾のメーカーと共同研究。

などである。

#149 65歳からの仕事

2018-09-19

最近健康に自信がない。免疫がさがっていて感染症によくかかる。今は強力な抗生物質があるからいいけど、そのうち効かなくなったらどうしようとビクビクしている。ずっと現役で第一線で仕事をすることは無理なような気がしてきた。そこで考えたのが宗教の仕事である。自分の故郷の神社の神職にさせてもらって社務所でお仕事をするというのがいいと思うようになった。キリスト教や仏教より、神道の方がぴったりくるような気がする。子どものときに住んでいた家の近くに神社があって、年末のお供え物を届けるのは私の分担であった。私の母の兄は、神宮皇学館という神職の大学を出て、須磨学園の校長の前に神職をしていたという。そういうことに血を感じる。来年になったら神職の資格の取得をはじめようと思う。

#139 ダイヤモンドオンラインの記事

2018-08-02

出たくて出たのではなくて、昔から仲のいい編集者から頼まれて話しただけなのに、「またいい訳言ってる」などと言われてしまった。「還暦過ぎたのだから過去はリセットしたら」とも言われた。それができないのよね。生々しい実話を山ほど話したのに肝腎の部分はみんなカットされていた。「今さら人の悪口をいうのはやめたほうがいいですよ、それにみなさんまだご存命ですよ」と編集者に言われた。あと10年は生き残ってそのうち全部しゃべってやろうと待つことにした。でもそのときには誰も知っている人がいなくなり、無視されるだけか。過去を否定することは、自分の足をめがけて弾を打つことであり、上に向かって唾をはくということみたいな気がする。いいことも悪いことも含めてそれが今の自分を作っているわけで、私のような者が再び表にでることはほぼないと毎日還暦の気分でやっている。マイクロソフトで喧嘩して、アスキーでも喧嘩して、大学でも喧嘩しての喧嘩男の人生。自分で自分がつくづく情けない。しかし、イヤなものはイヤ、嫌いなものは嫌い、といい続けてきたから今の自分がある。自分の好きなことをやって残りの人生が過ごせればそれでいいのではないか。超お金持ちや超有名人や超セレブになれなくても自分は今で十分幸せである、と思っている。

#137 夏休みをどう使うか

2018-08-02

8月にはいってやっと夏休みになりそうだ。しかし休んでしまうとほかの奴らに負けるから、週4日制で月火木金、朝6時から仕事はじめて12時に終了して、午後は仕事しないことにした。これで効率は50%割るだろうが、かえってクリエイティブになることができれば、こんないいことはないと思いながらの実験である。あと大食い、ガブ飲みをしないで食事を一定にして少しぐらい痩せたい。同時に身体にIoTセンサーをつけて自分の身体で実体験をしてみようと思う。

#106 僕の人生の課題と発展のプロセス

2017-05-10

15年ごとに仕事が変わっているということに気がついたのは、去年自分の60年をまとめた本を書いたときだった。15歳から30歳はエンジニア、30歳から45歳は経営者、45歳から60歳は中学高校大学の教員という転職の歴史があった。60歳からはもう一度エンジニアに戻りたいということで芸術情報学部から工学部に変わった。あと、この30年間趣味として進めてきた音楽と美術の世界をどう本業と位置付けたらいいのかということを考えてみた。

まず、分野で分けると四つになる。テクノロジーとビジネスとアートである。それに加えて個人の知的生産の技術の構築が大きなテーマになっていることがわかった。次にこの分野それぞれに四つの段階があることに気がついた。最初は「遊び」の段階、次はその「遊び」が「仕事」になる段階。そして仕事の深みにはまっていき経験が蓄積し「学び」になる段階。その次はその学んだことを人に「教える」段階である。

現在、須磨学園で中高生に向けて自己実現をする教養総合科目を構築して実践している。また、埼玉大学大学院ではベンチャービジネスを教えている。東京大学では学部と大学院で情報科学を教えている。それぞれ自分が仕事として取り組んできたことの最後の段階なのであろう。コンテンツやアートについては出版からはじめて映画、音楽、写真などに展開してきたがこれをどういう風にこれから進めていくのかが、問われているような気がしている。

四つの分野が縦軸で、四つの段階が横軸のマトリクスが私の人生そのものだと気がついたのである。61歳からの集中していかなければならない焦点がはっきりしてよかったと思っている。

今になって振り返ってみると、過去にしたことで自分が失敗と思ってきたことが数多くあるが、それらは皆その後の人生のための大切な実験であったのだと思うようになった。失敗と思って後悔ばかりして反省をしなければ失敗は永遠に失敗である。成功のきっかけとしての実験と捉えることによって私は初めてそこから虚心坦懐に学ぼうという気持ちになることができた。えらく高くついた学習体験ばかりの人生であったと苦笑いしている。

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