nishi.org 西和彦のエッセイ

西和彦のエッセイ

#420 CDの売り上げをレコードが超えた

2020-09-29

”【9月11日 AFP】米国内のレコードの売り上げが30年以上ぶりにCDを上回ったことが、全米レコード協会(RIAA)が10日に公表した報告で明らかになった。今年上半期のレコードの売上額は2億3210万ドル(約246億円)と、CDの売上額1億2990万ドル(約138億円)を大きく上回った。”

とのこと。びっくり。 なぜか? レコードの音がいいのか、レコードプレイヤーの音がいいのか。CDの音がダメなのか。CDプレイヤーがだめなのか。スマホの音楽配信が伸びて、CDがダメになったのか。ということで究極のターンテーブルと、究極のアームと、究極のピックアップと、究極のフォノイコライザーを開発することにした。5年くらいかかるだろう。できたときにはレコードの売り上げが下がっていたりして。

#419 電子教科書を考える

2020-09-29

電子書籍のシステムを改造して、ユーザーが本に書き込みをできるようにしたシステムを開発し、学校の現場で使ってみた。それでわかったことは、パソコンではなく、タブレットが必要だということ。つまり、パソコンはテレビ会議には使えるが、書籍の代わりとしての電子書籍はパソコンではなく、別のタブレットが絶対必要である。また、スマホは小さすぎてダメ、ということである。これで電子書籍もやっと離陸かと思っていたが、対面授業の復活によって日本の電子書籍構想は空中分解するだろう。

デジタル庁と文部科学省においては、教科書無償配布の財源を使って電子教科書とタブレットの無償配布をお願いしたい。

#418 トランプとバイデン

2020-09-29

トランプが勝つか、バイデンが勝つか、わからなくなってきている。日本はアメリカの大統領選挙に対してなんの影響力もない国だから、安心して見物できるが、選挙の行末について考えてみたい。

トランプが勝つケース:トランプの逆襲が怖い。ブルームバーグニュースは潰されるだろう。これからの4年の中国との喧嘩はトランプなら、アメリカ一国で中国に対抗していくのだろう。大統領を辞めたあとのビッグビジネスの種まきを戦争でカモフラージュしながら、進めていくのだろう。

バイデンが勝つケース:中国との喧嘩はアメリカ一国だけではなく、ロシア、ヨーロッパ、日本、台湾を巻き込んでするのだろう。ここの点がトランプとは違うのではないか。バイデンの息子が行った中国とロシアとの取引が表に出つつあるがこのことが理由で、大統領弾劾がはじまるのではないか。そうしたら大変なことになる。その次はもう一度トランプが選挙に出馬か。

#417 ARMとNVIDIAその2

2020-09-29

#401で書いたようにNVIDIAがARMを買うことになった。現金1兆円と残りは株。だいたい当たっていた。そこで、独断と偏見によって関係者の気持ちを想像してみた。

孫さん:IoTがなかなか離陸しないし、大統領選挙の後に株が暴落しそうなのでさっさと売ろう。現金で1兆円もらえれば、残りは株でもらってこっそりと市場で売却しても15〜24ヶ月ぐらいかかるだろう。この売却を上手にすれば3兆円の額面が4、5になるし、間違っても2兆円を切ることはないだろう。安全である。

NVIDIA社長:CPUとグラフィックスを持つインテルとAMDよりうちのGPUは優れている。これでうちがARM CPUを持てば、ARMとGPUを一体化したCPUGPUチップが作れる。そうするとこれはスーパーコンピューターのエンジンとして最高である。インテル/NVIDIA・ARMの3強体制を作り上げなくては。86コアよりも3倍くらいはやい、64bit ARM CPU にナディアに頼んで、Windowsエミュレーターを動かしてもらったらパソコン市場も手に入れることができる。とりあえず、スマホ市場はライセンスでいく。ハイエンドのスマホにNVIDIAのGPUを内臓したチップを韓国とでもやろうかな。

マスコミ:散々悪口書いたけど、ちゃんとお金を回収している孫さんのことは憎たらしい。厳しい記事でも書いてやろう。

アナリスト:ARM売却の次はソフトバンクのMBOだろう。プライベートな会社にしてどうするのかが興味津々。

#416 西和彦 反省記

2020-09-29

自分のこれまでの人生を振り返った本を書いた。いろんな人に読まれて好意的な感想をもらってはいるが、アマゾンの書評でボロクソに書かれたり、評価1をつけられたりした。アマゾンの書評のページに著者が反論することができないのが残念だ。昔のアスキーの社員の感想にも色々あって、そうかそんな風に思っていたのかと、驚くようなコメントもあった。全部魚拓をとっているので、いつか自分の意見を言いたいと思っている。社長の僕に対しては面と向かって言えなかったのね。

#415 私の予想 土地の値段

2020-09-08

株が高い。コロナなのにどうして、と考えてみたが、コロナだから株が高いような気がする。つまりお金はいく先がないのだ。高い株はやがて売られ、売られたお金は次にどこにいくのだろうか。それは、比較的コロナが軽症な日本の不動産にいくのではないかと思った。今からオリンピックまでの10ヶ月間、日本の土地は下がらないであろう、と予測する。

#414 反省記 発売

2020-09-08

マイクロソフトの時代とアスキーの時代を主に述べた自分の「反省記」が本日発売になった。60歳のときに書いた「僕の履歴書」(限定出版)と、僕と大川功氏との関わり合いを書いた「ベンチャーの父大川功」(アカシックライブラリ)をベースにまとめた本である。大学の教員になってからの2000年からのここ20年は、あまりはっきりとは書けなかった。ページが足りなかったからである。死ぬまでにこの20年と今からの大学を作る期間のことを付け加えた本が今年の僕の総括本になるのであろう。8月17日に脱稿してから体の力が抜けてしまって、たいへんである。45歳までの人生の決算を64歳でしたことになる。やっとこれで新しい毎日に取り組めそうな気がしてきた。

#413 次の次の総理大臣を考える

2020-09-01

次の総理大臣は、菅さんで決まったのであろう。ワンポイントリリーフと思われているが、意外に長期政権になるのではないか。岸田さん、石破さんも期限切れで総理の芽はないだろう。河野さん、西村さん、小泉さん、と女性の競争が5年以上続くのではないか。この5年間に建設的な提案ができなければ民主党は危なくなるだろう。

#412 自分の立ち位置

2020-09-01

Twitterに次のように書かれた。せっかくの機会なのでこれの真偽について書いてみる。

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元ASCIIの西和彦氏のサイトがあったので読んでた。いろいろ知識があられていろいろやられてるよう。
asciiの本みたいな緩めな雰囲気。
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↑そうかも。しかし、今のASCIIは角川のASCIIで私のASCIIではない。

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右系で、
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↑なにのことを右というのか、わからない。確かに左ではない。しかし、右翼でもない。職業右翼は大嫌い。

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中国、ソフトバンク、民主党は敵視気味。
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↑アメリカ寄りなので、アメリカが中国を敵と言っているならば、中国のことを味方はしない。
↑ソフトバンクのすべてのニュースをチェックしている。いわばソフトバンクウォッチャーのひとりを自負している。孫さんに対しては同情心がいっぱい。
↑民主党については前向きな政策が一つも出てこないので、呆れ気味。
民主党よりも大嫌いなのが蓮舫。スピッツのようにキャンキャン言うだけでなにもしない議員であるとの認識。

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政治は疎いとのことで、立場上でも与党寄り。
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↑たしかに自民党と公明党に多数の議員の知り合いあり。

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コンピューターに関する政治のことも又聞きだけみたい。
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↑コンピューターに関する政治のことをウェブで発言することは国立大学法人の教員が出来ることではないと言う認識。

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