nishi.org 西和彦のコラム

西和彦のエッセイ

#548 ドローンのDJIから8Kカメラの新商品2

2021-10-21

今までドローンの会社と思ってきた中国のDJIから8Kカメラの新商品の発表があった。見た直後に来月はこのカメラを搭載したドローンの発表があるのか、と思ってしまった。値段も手頃で間違いなくこれからの標準商品になるだろう。すべての映像が8Kで撮られて、最近のMacのように高性能なワークステーションで編集されてから、4Kや2Kにダウンコンバートされる時代になったのかと思うと感無量である。フィルムとハイビジョンは8Kと2Kになってしまった。

#547 月でもインターネット

2021-10-21

NASAがLunaNetをやっているという報道があった。月でインターネットをどうするかという話である。面白い。自動的に火星でも、宇宙空間でもインターネットをどうするのかというのがこれからのテーマになってくるだろう。米国とロシアと中国とインドと日本が話し合いをするのであろうか。国連の下部機関となるのか、インターネットソサエティのようなNPOになるのか。興味深い。

#546 日本の給料があがらなかったワケ

2021-10-21

国税庁が日本の給料が30年間あがっていないということを発表した。その原因は何かと考えてみた。僕は銀行の資金を貸す判断が有担保主義で掛け目が超安全圏になっていることだと思う。これはこの20年以上銀行に借りにいって銀行の人が言うことをずーっと聞いてきた感想である。バブルの教訓として絶対安全な返済スキームと有担保主義が金融庁によって銀行に対して指導されているのであろう。これは悪いことではない。銀行の健全さを求めるのであれば大変結構なことである。しかし、そんなことをしていたら日本の企業は大きくならない。日本の産業は育たない。原因は銀行にある。その指示は官僚が出している。銀行と官僚の状況を面白おかしく日本は「もうだめだ」とというのが、大新聞と中央テレビ各局と週刊誌4誌とインターネットのニュースサイトである。ご苦労様でございます。天に唾を吐けば自分に戻ってきます。結果的に誰も市中銀行からお金を借りずに、高利貸しなどの地下銀行からお金を借りる人ばかりなのではないか。「多少危なくても金を貸すように」という指導は政治家にしかできない。

#545 財務次官のバラマキを諫める原稿を文藝春秋が掲載

2021-10-21

財務次官が日本の国がお金をバラマキ過ぎだ、と諫言した。財務大臣はヤレヤレと囃している。高市早苗などは政治家をバカにするなと、お怒りの様子。

かつてのある通産次官に聞いたことがある。「政治家と官僚の違いは何なんでしょうか」と。次官の答えは「官僚はどこまで行っても理屈にあったことしか言えない。ところが政治家は理屈はいらない。官僚の理屈の上に政治判断という政治家の決断があり、いちいちその理由は政治家は言わなくていいのだ」と。当時なるほどと思った。今の財務次官の言うこともよくわかるが、安倍総理や菅総理のバラマキがなかったら日本はどうなっていたかを考えると寒気がする。国民のことを考えてバラマキをした政治家を誰が責めることができようか。学者がプライマリーバランスとこのコロナの時代にいうことは誰にも支持されないのではないか。

#544 コロナの発症数が減っている

2021-10-21

テレビの報道によればコロナの感染者数が減っている。しかしその理由ははっきりとはわかっていない。なぜなのであろうか。選挙のために数が少なくなっていないことを祈る。

#543 デジタル大臣が変わった

2021-10-21

新総理大臣の選定によってデジタル大臣も新しくなった。お手並み拝見と言いたいところだが、初代の大臣と比べれば見劣りする。こんなんでいいのだろうか。次の衆議院選挙で与党が変わったり与党がボロ負けすれば、また総理大臣が変わってまたデジタル大臣も変わるのだろうか。そんなことしたら全部がパーになる。

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