西和彦のエッセイ
#371 一連のコロナの感想と対策
2020-05-26緊急事態が解除されてとてもうれしい。しかし、第2弾第3弾、第4弾は必ずくるだろう。究極は全員が抗体を持つまで気を緩めてはならない。抗体を持つにはかかって治るか、ワクチンを摂取するしか方法はない。これを真剣に考えるべきではないか。それまではなるべく感染しないような万全な配慮を継続して行うしか方法はないのではないか。毎日体温と脈拍とSPO2などのバイタルサインを記録するようになった。体温が少しでも高いと感染したのかとビクビクしている。あといつ死んでもいいように遺書を書き始めた。新しいショッキングな経験である。来月に入ったら捨てるものは捨てよう。ホスティングサービスの会社に100年契約でもして、自分が生きていた証を残したいとも思う。そんなことしてもたった100年しか残らないので結局は無意味かもしれない。
#370 オンライン授業を約2ヶ月やった感想
2020-05-26学園長をしている須磨学園でコロナのため4月の入学式から今週も含めてずーっとオンライン授業をやってきた。その結果と感想やアンケートについてはちゃんとまとめて発表しなければならないと思っているが、取り合えずクイックな感想をのべたいと思う。
インターネットの授業はたいへん便利だ。一番のメリットは通学時間が節約できるといったところか。一番のデメリットは未完成な機械による肉体の疲労がかなりある、ということだ。またパソコンのスクリーンに対する異常な集中とカメラでいつも監視されているという心理的な不安も大きい。これらを上手に取り除いて使い易いオンライン授業システムを実践していきたい。教育の未来は学校の対面授業とオンライン授業のハイブリッドになるのではないだろうか。
#369 大学は9月始まりに、小中高は4月のままで
2020-05-26コロナのせいで2ヶ月間授業ができなかった。大学は前期は全部オンラインである。キャンバスにも立ち入り禁止である。究極の自己責任。今週から小中高は登校が開始された。2ヶ月の遅れなんて来年の4月までに夏休みや冬休みや春休みを削って取り返せというお上のご意向を強く感じる。しかし大学4年間の世界は違ったようになるのではないか。4月だけでなく9月入学もありになって、大学に進学する生徒は全員6ヶ月の自由時間がモテるようになるのがよいのではないか。浪人みたいなものだ。浪人時代は辛かったけれど意味があったと思う。4月か9月かという議論が高まっているなかで、両方を考えた案になればいいのにと思う。