西和彦のエッセイ
#530 誰が名車センチュリーを殺したか
2021-07-28堂々たる12気筒の名車センチュリーのイメージがいろいろなネットニュースで壊されて、地に落ちてしまった。贅沢という意味では贅沢ではあるが、エンジニアリング的には立派な傑作である。それが贅沢という理由だけでいじめられているのは承服できない。センチュリーをもう一度名誉回復するべきだろう。1台6500万円の天皇がお乗りになっているセンチュリーロイヤルの一般向け市販をすることはどうだろうか。日本の金持ちがこぞって買うかもしれない。イメージアップになるかどうかはわからないが。
#529 辛坊の成功を祈る
2021-07-281日に数回古野電気のホームページを見て、辛坊のヨットの所在を確認して安心している。自分は歳なのでもう何年か若くて病気持ちでなければしたかった事を彼は一度挫折しても諦めずにやり遂げつつある。無事に大阪に帰ってきて欲しい。毎日祈るような気持ちでホームページをチェックしている。
#528 大金持ちはなぜこぞって宇宙へいくのか
2021-07-28amazonのジェフ・ベゾスや、Virginのサー・リチャード・ブランソンや、イーロン・マスク、ホリエモン、前澤友作など大金持ちと言われる人たちはこぞって宇宙へ行くこの理由を考えてみた。それはこの人たちが持っているプライベートジェットでは行くことのできない場所だからではないだろうか。プライベートジェットに乗り慣れると自分の行きたいところはどこでもいけるという感覚が当たり前になる。プライベートジェットの操縦桿をどんなに引いても、スロットルレバーをどんなに前に倒しても宇宙にはいけない。だから行きたいところに行くのだという気持ちになって、お金を惜しげもなく宇宙旅行にお使いになるのではないか。プライベートジェットで行くところはまだ世界にたくさんあるのに。それに宇宙船にお金をかけるよりプライベートな超音速ジェット機「XB-1」などを数台買うほうがいいのではないかと思うのだか。
#527 ファミコン通信が生まれたあのころ(ノーカット版)
2021-07-28ファミ通から取材があった。本が出てみたらカットばかりで頭にきた。角川はこんだけ記事内容を誰に忖度しているかわからないが、だから売れない雑誌になってしまうのだ。気分が悪いからノーカット版をバラすことにした。
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『ファミ通』35周年。その歴史を紐解いて行くと、かつては『ファミコン通信』という名の月刊誌だった。そのころの出版社は、アスキー。PC雑誌『月刊アスキー』を始めとした出版、MSXの販売やゲームも含めたソフトウェアの発売を行っていた。今回、そのアスキー創業者である西和彦氏を直撃取材。『ファミ通』とアスキー、PC情報誌『LOGiN(ログイン)』などの思い出話をうかがうと、さまざまな秘話が飛び出した。貴重な証言も飛び出したインタビュー、必読です。
ファミ通とLoGin
1982年、『月刊アスキー』の別冊として誕生したのがPC情報誌『ログイン』。その中に、当時のファミコン人気を受け、1985年3月号から“ファミコン通信”コーナーが誕生。記念すべき第1回の内容は『バンゲリングベイ』攻略だった。さらに1986年6月、コーナーが雑誌化する形で雑誌としての『ファミコン通信』が発売。つまり、『ファミ通』のルーツをさかのぼっていくと、ファミ通→ファミコン通信(雑誌)→ファミコン通信(コーナー名)→ログイン(雑誌)→月刊アスキーとさかのぼっていくことができるというわけ。なお、『ファミコン通信』創刊号の表紙に描かれているキャラクター“べーしっ君”もログイン出身だ。
『ファミ通』と『LOGiN』と
『月刊アスキー』の思い出
西 『ファミ通』のインタビュー? そう。浜村(※1)は元気か?
――えっ、浜村ですか? 最近会っていませんが、元気だと思います。ああ、そうですよね。浜村とは長らくお知り合いというか、アスキー社長と部下というご関係だったわけですよね。
西 もともと彼は半導体の営業をやっていて、営業のセンスはあったように思うし。編集もできたし。
――今日はそんな思い出話も含めて、いろいろお伺いできればと。
西 『ファミ通』はねえ、アスキーの経営が苦しくて、リストラを進めているときに、一度任天堂から「20億円で買ったろか?」って話を持ちかけられたことがあったんだ。
――ええっ!?
西 僕は、50億円なら売っていいと思っていた。それで任天堂の山内さん(※2)と話をしたんだけど、向こうは「30億までだ」と。僕は40億円までは値下げしたんだけど、最後の10億円の溝が埋まらなかったなあ(笑)。
――惜しい! いや、惜しくもないですが。その合意が成立していたら『ファミ通』の歴史も変わっていたでしょうね。
西 僕も会社が苦しかったから「売ろうかな?」と思ったけど、浜村好きだったし、売るのをやめました。
――『ファミ通』は『ログイン』の1コーナーからスピンアウトして独立した雑誌になったという経緯がありますが、『ログイン』のこと
は覚えていらっしゃいますか。
西 ログインっていう雑誌名は、UNIX(※3)のプロンプトから取ったんです。当時、アスキーでは誌面作りとかソフトウェアの開発にUNIXを使っていて、社内にターミナルがあったから、それを使い始める
ときにいつも“login”と表示されていたのよ。だから、コンピューターを始めるにはログインだと。入り口という意味合いで、「さぁログインしましょう」という意味で雑誌名をつけた。『月刊アスキー』がテクノロジー、ハードとソフトの総合誌だとしたら『ログイン』はソフトウェアをメインに扱う“情報誌”という位置づけで作っていました。
――ああ、なるほど。確かに両誌を見比べてみると『ログイン』は、ゲームの情報も多く企画記事ありで、後の『ファミ通』のとくに“バカ記事(※4)”に通じる雰囲気を感じます。編集方針には西さんから指示を出すことも?
西 いや、ほとんど編集長に任せていました。小島(※5)とか。僕は雑誌の中身というよりも、数字、販売部数や広告の入りかたを見ていました。
――そのころは経営側の視点でやられていたわけですね。『月刊アスキー』の創刊時には、ご自身も取材をしたり記事を書いたり、相当現場で働いていたそうですが。
西 『月刊アスキー』を作ったのは『ファミコン通信』が雑誌になった1986年の約10年前になる1978年だけど、当時はやっぱり事情が違って、PC雑誌というものもほとんどないし、きちんと書ける人がいなかったから。当時、青山のワンルームマンションを事務所として借りていて、僕はそのお風呂場が好きだった。静かで集中できるから、よく、お風呂場で原稿を書いていたんです(笑)。洋式のトイレに座って。創刊号には、“コンピューターは電卓の延長ではなくて、対話できるメディアである”ということも書きました。
――現代では、まったくその通りだなあと思う表現ですが、当時としては相当に先進的な考えかただったのではないでしょうか。
西 うん。コンピューターは最初、数字を扱っていた。0から9で10個だよね。その後はアルファベットの26字、それが日本語、漢字も扱えるようになってどんどん文字数が増えていった。そうするとつぎは音楽やコンピューターグラフィックスが載るわけ。音楽、写真、映像が扱えるもの。この機械は計算機ではなく、自動タイプライターではなく、メディアになる。メディアマシンだと、そういう思い込み、信じ込みがありました。『月刊アスキー』はもう廃刊になってしまったけど、フラッグシップの雑誌を廃刊にしちゃいかんよね。バカタレが。
――でも『週刊アスキー』はいまでも続いていますから。
西 電子版になっちゃったよね。時々紙も出しているけどね。
――『週刊アスキー』では思い出などはありますか。
20億円の赤字で
会社がピンチ!
西 じつは『週刊アスキー』を創刊するとき、しくじっていたんだ。1号作るたびにだいたい1億円の赤字が出る体制で、けっきょくその後計20億円の赤字になった。
――うおお……。
西 それで編集部に降りていって、編集者が50人くらいいたんだけど、「こんなもん作りやがって。お前ら、全員、クビ!、バカヤロー」と言って解散した。その後、どうしようかと考える中で、「パソコン週刊誌でリターンマッチをしよう」という結論になった。当時隔週で出していた『EYE-COM』という雑誌があったから、それを週刊化しようと。どんな雑誌にするか。アスキーはPCの会社だろうというコンセプトで、PCの情報をしっかりと載せる雑誌にしました。
――『月刊アスキー』で始まった会社が、原点回帰をした。
西 それでとにかく「この『週刊アスキー』を売らないと会社が潰れるんだ」と全社に号令をかけて、とにかく社員に書店を巡ってもらった。書店にお願いして『週刊アスキー』を売ってもらえとたのみこむことに。書店だけじゃなくて、地下鉄の売店とかもね。手段なんか選んでられない必死だったから。
――たとえばどのような販売作戦を。
西 社員に出社前に「書店を3店回ってこい」と言って、ビルの守衛さんにチェックしてもらって、書店のスタンプが3つ押されてないと会社に入れないとか。社員に栄養ドリンク「リゲイン」を配って。その商品名がよかった。もう一回がんばるぞ、というような意味の……。
――本当に24時間戦えますか、の世界ですね。
西 ほかの売れている雑誌の研究もしました。週刊Pと週刊Gという週刊誌を2冊ずつ買ってきて、ページの真ん中から針を抜いて全部バラバラにして並べて台割の研究をした。それでひらめいた。「売れる雑誌はヌードとマンガとニュースや!」と。
――(笑)。『反省記』の中にも、「そうだ、長い長いURLを雑誌に載せて、それを打ち込んだエッチな画像が見られるという記事を作ろう!」と思いついて、出張先のニューヨークから日本の編集長に電話をした、というエピソードが載っていましたね。
西 編集長に「ヌードを載せると広告主が嫌が
るんです」って言われて、最初は諦めたんだけど、いいアイデアが思いついた。だったら、雑誌に写真は載せずにURLだけを載せて、後は読者にそこにアクセスしてもらえばいいと。
――アハハ。立ち読みじゃ見れないから、確実に買ってもらえるし(笑)。
西 国際電話で2時間くらいしゃべり続けて、編集長に「社長はいかれてる、頭がおかしい」と言われるまでやり合ったけど(笑)。ほかにも、グラビアを掲載するとき、編集長に「おい、この事務所に“500万円払うから●●を取ってくれ”と伝えろ。▲▲▲脱いだら1000万円払うし」って言ったりしましたね。
――あわわわ。それ以上は雑誌的にも現代のコンプラ的にもNGです!
西 そう(笑)? 当時は販売促進費なんかもかなり使ったし、業界内外に悪名轟いたわね。でも、そのおかげで、V字回復。ビューっと売れた。週刊30万部。PC雑誌でなぜそんなに売れるか、それは、ヌード、マンガ、ニュース。
――すごい話です。
西 『週刊アスキー』では、ニュースページもとても重視していて、大きなニュースが出るたびに輪転機を止めていた。搬入前日の夜中に印刷所へ行って、輪転機止めて、誌面差し替え。だから、「もうこんなに早く雑誌に載っているなんておかしい。アスキーは事前に知ってたんじゃないか」と言われてたですね。そんなのは日常的だった。そういうことをトップダウンでやっていた。楽しかったわー。
――当時はニュースサイトもないし、速報性のある新聞はテクニカルなことは詳しく書かないし、週刊誌の役割も大きかったですね。
西 ジャーナリズムの責任感を背負っていたの。
ゲーム業界から見た西和彦氏
――アスキーは『ベストプレープロ野球』や『ダービースタリオン』を発売していましたし、西さん自身MSX(※6)の開発を主導していたわけですから、じつは昔からゲーム業界とは関わりが深かったわけですよね。
西 そういう見かたもできるかもしれない。でも、MSXはあくまで“ゲームもできるPC”というもので、ゲーム機という受け取られかたをするのは、僕としては本意ではなかったんです。テレビにはつながるんだけど、あくまで、プログラムもできるし、PC。だから、わかりやすく言うと今のWindowsみたいにMSX規格のハードがいろいろな会社から発売されていたし、ユーザーが組んだプログラムは自由に流通してよかった。やはりPCというのは、オープンであるというのが重要だと考えているわけです。それでMSXはオープンアーキテクチャにしました。家庭用ゲーム機みたいに、プラットフォーマーが認証しなければソフトを販売できないビジネスモデルにはなかった。それをやればアスキーは儲かっただろうけど、そうはしなかった……。
――そういう哲学があったからこそ。
西 ふたつはぜんぜん異なるものだったんだけど、ファミリーコンピュータと比較されたのは辛かった。
――MSXで覚えているソフトや、お気に入りのゲームというのはあるのですか?
西 いやあ、僕はそもそもゲームが好きじゃありません。なぜなら楽しくないから。
――ちょっと! ファミ通の取材でなんちゅうことを言うのですか。
西 (笑)。
――それは、あの、“やっぱり人と人のコミュニケーションがいちばん楽しいのだ”とか、そういう感じの理由で……?
西 そういうことでもないだけど、ゲームがだんだん複雑になって難しくなっていったから。
――それでもアスキーはゲームを売っていたし、ゲーム雑誌も出していたわけですよね。
西 それはお金が儲かるから。
――なるほど。
西 ゲームを好きじゃないと言っても、ゲーム自体を否定するものではないからね。
――ところで、その後も西さんはゲーム業界に縁があって、1990年後半にはセガでドリームキャストの開発にも関わっていたそうですね。
西 うん。それは当時、経営難だったアスキーを救ってくれたCSKの大川さん(※7)からの依頼で、「ドリームキャストをどうにかしてくれ」と頼まれていたから。それで、大川会長の補佐として、外部の立場から、「こういうふうにしたらいいんじゃないか」というようなことを言ったりしたけど、うまくいかなかったね。
――具体的にはどのようなアイデアをお持ちだったのでしょうか?
西 DVDを入れようと。DVDがあれば、ゲームソフトが出揃うまで、ユーザーは映画を観て楽しむことができるから。でも、それを言い出したころには、「1998年末発売に間に合わな
い」と言われて却下になった。
――ああ……なんというか、その後DVD再生機能を持つプレイステーション2が発売されて、まさにそういった使われたかたもされた結果、爆発的に普及したのは皮肉ですね。
西 さらにその後、“ドリームキャスト2”や“ドリームキャスト3”の構想もあったんだけど。メモリーを増やして、2.5インチのハードディスクをつけたり、USBポートをつけたり、それはカートリッジ式で取替可能にしたり……。1999年9月にスペック案としてメモしたものが残っていて、“ドリームキャスト3”では他社との協業や、ひとつのチップの上にCPUとGPUを載せると書いていたりする。
――けっきょく、セガはドリームキャスト以降、ハード事業から撤退する決断をしました。その直前には、マイクロソフトに「ハード事業をいっしょにやらないか」と提案しにいったとか。
西 そう。大川さんと入交昭一郎社長(当時)、トップクリエイターの鈴木裕さんや中裕司さんといっしょにアメリカに行った。会社は違うけど『シーマン』の斎藤由多加さんも。当時マイクロソフトはX boxを開発中で、それとセガの次世代機をくっつけていっしょにやろうと。僕が通訳をした。クリエイターを連れて行ったのは大川さんなりにセガの本気を伝えるためだったんじゃないでしょうか(※8)。
――それはすごいメンバーですね。マイクロソフトは、ドリームキャストにウィンドウズを提供していたという関係性もありますし、次世代ハードの共同開発も可能性としてはありえない話ではなかった……?
西 実際、ビル・ゲイツは乗り気だった。
――おお。そこでマイクロソフトが「やろう」となっていたら、また歴史が変わっていたかもしれません。
西 まあ、歴史にifはないからね。そのときはマイクロソフトの担当者が首を縦に振らなかった。ただ、その人はその後マイクロソフトを辞めてしまったけど、もし別の人が担当者だったら……ということは思わないでもない。
――これも歴史の綾ですか。
西 いろいろあるものだよね。そんなゲーム業界で、『ファミ通』は35周年! すごいよね(笑)。おめでとう。
――ありがとうございました!
#526 どこかの幹事長は田中角栄のようにそのうち失脚するのではないか
2021-07-28半沢直樹にもモデルが出ていたと言われているどこかの幹事長は最近中国寄り、韓国寄りの発言が目立つ。僕でもちょっとやりすぎかと思うくらいなので、政界では困ったちゃんなのであろう。こういう人はそのうち誰かに貶められるのではないか。角さんもスーパーパワーになって、ピーナツでやられた。中国と仲良くするとそれを叩くのはアメリカである。時間の問題で失脚のシナリオが展開されるのではないか。
#525 オリンピック開会式の感想
2021-07-28いろんな人がいろんなことを述べておられるが、私の感想は世界に200以上の国家や国に準ずる地域があるということをその国からの代表者をみながら思った。とてつもない広がり、これが国際性を考えるときの原点なのだなぁと思った。
#524 ワンボードコンピュータの王様は誰か
2021-07-28RaspberryPiは台数的には最も売れたワンボードコンピュータなのであろうが、最近出てきたJetsonNXもすごいと思っている。そうしたらもう一つ売れそうな可能性を見つけた。BroadcomのSnapDragonSoCを使ったワンボードコンピュータである。Windows11もAndroidもLinuxも動くそうだ。
RaspberryPiでWindows11を動かしてみたが全然ダメだった。メモリが少なすぎたのかと8GBにして少し早くなったような気がするがまだまだ。速いGPUがないとダメなのだろうか。その意味で戦いはNVIDIAのJetsonとBroadcomのSnapDragonなのであろう。RaspberryPiはやがて厳しい立場に追い込まれるのではないか。
#523 コロナに水素が効くそうだ
2021-07-28コロナにかかって免疫システムが動きサイトカインストームが起こり、これによって肺が重度な炎症を起こすようだ。サイトカインが分解し活性酸素となって肺細胞を痛めつけるのだ。この活性酸素を中和する最もシンプルな素材は活性水素である。コロナで苦しんでいる人たちに活性水素を与えることが役に立つのではないかと考えている。
#522 首相と東京都知事の不敬
2021-07-28開会式の最中に天皇陛下の開会宣言にあたり首相と東京都知事の起立が遅れたことが非難されている。正確にいうとバッハIOC会長がスピーチの中で天皇陛下に「開会宣言をお願いします」とわざわざ発音の下手なわかりにくい日本語で言っている。陛下は次は自分の番だと、英語と日本語をお聞きになりながら発言をされたわけであるが、ロイヤルボックスは音の質が悪かったのであろう。まず小池知事が英語と日本語を聞き、立ち上がりバッハのスピーチをちゃんと聞いていなかった総理大臣は小池知事が立ったので立ったような感じ。悪いのは司会進行だと思うが、総理大臣の言い訳を聞いてみたい。不敬と言いふらしている人たちの方が不敬のような気がする。
#521 サイバーオリンピック
2021-07-285月26日の「#497 オリンピックはどうなる」で、「ここまで来たからオリンピックは実行されるのだろう。ペナルティうんぬんというよりも、この時点で誰がキャンセルを言い出すことができるのか。無観客でサイバーオリンピックなるかもしれないが、テレビ中継が中心のオリンピックがあってもいいのではないか。開会式と閉会式の演出を楽しみにしている。」と予想したが、そのとおりになった。競技場はスタジオとなり、テレビとインターネットで世界中に中継されるオリンピックとなったわけだ。
今必要なことはこのオリンピックに対してサイバーアタックをかけた人たち、オリンピックに対して敵対的な発言をした人たちの記録と分析ではないかと思う。新しい事実がたくさんはっきりするだろう。
#520 Windows11の感想
2021-07-07Windows10のあとはない、と言っていたのに、Windows11が出てきた。この理由から考えなくてはならない。私はWindows11はマイクロソフトがスマホに再参入するためのトロイの木馬ではないかと思った。
まず第一に、ARMで動くということ。
第二に、Androidのアプリが動くということ。
第三に、タッチスクリーンのUIがパソコンとスマホ両方に使えるようにセンタリングされていること。
第四に、現行のARMベースのスマホにポーティングされたものがそのうち出てくるだろうと予測する。
ナデラの考えなのだろうか。マイクロソフトがスマホに興味を持っているということが、どこにも書いていないがプンプンするWindows11である。
#519 バイデン大統領、ハリス副大統領と中国
2021-07-07バイデン大統領の親族が中国とビジネスをして、大儲けをしていたみたいだ。ハリス副大統領の夫も中国とビジネスをして大儲けをしていたみたいだ。そんなことはアメリカで隠し通すことはできない。その情報を誰が使うのか。大統領に対抗できる勢力として考えられるのは議会の共和党だろう。
アメリカはコロナウィルスの発生源が中国の武漢であるという証拠を握っているのであろう。これを潰すためには大統領と副大統領を外交的に恐喝するしかない。
各国と協調して中国を叩こうというシナリオはもう少し曖昧になるかと思ったが、もはや止まらないであろう。もしトランプが共和党の再支持を得て権力の座に返り咲けば、アメリカが中国に対して未曾有の損害賠償請求が起こるのではないか。表に出てこない話が一番面白いと思う。
#518 スイスの銀行に縁を切られた孫さん
2021-07-07スイスの銀行から借りていたお金を全部引き上げられた孫さん。最近のビジネスの中でこれが一番辛いのではないか。個人的な資金の世界だからソフトバンクとは関係ないとどうせ言うだろうが、もう一行資金を引き上げるところが出てくれば孫さんの個人問題から会社全体に関わることになるのではないか。日本の銀行は貸しすぎてもはや手が引けないか。いずれにしてもソフトバンクの株価が孫さんの運命を決めるのだろう。
#517 日本共産党は骨がある
2021-07-07中国共産党100周年記念で祝賀電報を送らなかったのは日本共産党だけみたいだ。政府や自民党はともかく、他の政党は皆国同士の付き合いなのかお愛想言っている。まるで属国が宗主国に対するご挨拶みたいで、気持ちが悪い。
#516 デジタル元は国際通貨になるか
2021-07-07中国が国際通貨としてデジタル元を考えているのは明らかであるが、それが世界に受け入れられるかどうかについて考えてみた。
ビットコインのような世界はリスクが高すぎておそらくダメだろう。1日の中で価値が10%以上も動くようなことがあれば誰もそんな通貨を国際決済のための通貨として使わないだろう。
中国がデジタル元を中国とその関連諸国との間の決済に使っているだけならトラブルもあまり起こらないだろう。しかしドルやユーロに対抗して中国のデジタル元の世界を国際的に作ろうとするならアメリカやヨーロッパはそれを許さないだろう。イギリスがユーロに参加しないでポンドを切り離した時に起こったトラブルを思い返してみたらどうだろう。
#515 ソフトバンクのペッパー量産停止
2021-07-07ペッパーが在庫が多くて生産は停止になったみたいだ。ペッパーの会社は赤字200億だそうだ。まあ今まで2000台くらいは売れたのだから1台1000万円もするのか。ヤフオクでは1台10万円の値段がついていたが、売れ残っている。
だいたい最初からロボットと言ってきたことに無理があったのではないか。タブレットにカメラつけてスピーカーつけて、人間の形をした人形に入れただけで。せめて人型のインタラクティブキオスクと言えばよかったのに。とりあえず顔を整形して、鉄腕アトムやウランちゃんのライセンスやミッキーやキティちゃんならもう少し売れるかも。
#514 蓮舫議員がまた
2021-07-07「2位ではダメなんでしょうか」の 蓮舫議員がまた不思議発言をした。スーパーコンピューターを使って10000人の集会が安全だというシミュレーションのことを「蓮舫@renho_sha いや、これ。
スパコンの使い方間違ってませんか。」 と発言した。内容の是非については述べないが、こう言う人を議員にしておくことは間違ってませんか。
#513 FAXやめろと河野が言う
2021-07-07『河野太郎行政改革相は6月15日、東京・霞が関の中央省庁でのFAX利用を同月末で原則廃止する方針を公表した。(朝日新聞デジタルより)』
『内閣官房の行政改革推進本部事務局は同7日、全省庁に出先機関を含めて「原則廃止」を通知。河野氏は15日の会見で「テレワークができない理由に『FAXがあるから』というのがあった。惰性でやっているものはもうやめて、メールに切り替えてくださいということ」と方針を公表した。』
1ヶ月もたたないうちにFAX廃止は潰れたみたいだ。今から50年前に出来たFAXが今でも生き延びているのだから、一大臣のアイデアでFAXを殺すことは出来ない。天に向かって唾を吐くような指示ではないか。そんなことよりFAXを送ったら電子メールに変換するサービスを無料にするための予算をつければいいのではないか。ぜひお願いしたい。そして受信は無料、送信は有料にすればいいのではないか。
#512 なんでこんな
2021-07-07「政府は30日、デジタル市場競争会議(議長・加藤官房長官)の作業部会を開き、スマートフォンの 基本ソフト(OS) の実態調査に乗り出した。国内では、米アップルとグーグルの2社でほぼ100%のシェア(占有率)を握っており、利用者のデータ把握がしやすくなるといった懸念が背景にある。(読売新聞オンラインより)」
この調査の意図がわからない。日本製のスマホのOSでも作るのだろうか。Huaweiが新しく作ったOSを日の丸マークでもつけて売るのか。この調査の発表を楽しみにしている。誰が言い出して結論が何なのか注目したい。
日本の大臣の人事がイカれているとしか思えない。アメリカはその分野の超トップクラスを各省のトップに据えている。財務大臣、国防大臣など民間でも長年経験を持つプロを抜擢してきた。日本はどうか。デジタル大臣にしても、財務大臣にしても政治家で派閥に割り当てた人数枠から人が決まっているような感じがする。9月1日からデジタル庁が発足するが、その評価は一年もたたずに出るだろう。ゴルフで一番大切なことは決してパターではなく、ファーストショットだろう。お手並み拝見。
#511 軽井沢の別荘はビルのものではない
2021-07-07誰が言い始めたことなのかわからないが、軽井沢の6,600坪の別荘はビルゲイツの別荘だと言われている。僕は軽井沢町の偉い人のお願いによって、わざわざシアトルまで一泊弾丸出張して聞きに行った。本人から直接聞いたが、日本に別荘はないと言っていた。彼はこうも言った。お前に何も言わずに日本でそんなことをするわけないじゃないか。涙が出るほどうれしかった。
本当の所有者は誰かというのは僕は知っているが、本人が人に知られたくないということで、言わない方がいいだろう。その人は日本にゴルフ場も持っていて、誰も使っていないけど、従業員がいる。プライベートなので会員もいない。オーナーはゴルフ場を買ってから一度も来たことがないそうだ。そういう人もいるのね。見せびらかす誰かとは大きな違い。